慣れという植物

2020年 5月 30日 慣れって、植物なんだあ?

「そして慣れというものは、人間の育てる植物の中でその生育に肥沃な土地をなんら必要とせず、外見上どんなに荒涼とした岩山でも真っ先にはえてくるものだから・・・」

入浴するまでの小一時間を「失われた時を求めて」を読んでいたら、こんな文章が出てきて、

そうか、私はまだ、慣れていないんだ、と思った。

新しい生活様式に。

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新緑がわっとひらくとモミジの花が咲いていた。

今日は念願の墓参りに行ってきた。 3月21日以来だから2か月以上ご無沙汰した。

シャトルバスの乗員数は私をいれて6名だった。

霊園事務所の入り口、トイレの入り口にも大きなマスクのマーク。

「必ず、マスクを装着してください。」


父の墓の周りは誰もおらず、マスクを外して掃除をし、花と線香を手向けた。

お父さん、ひ孫だよ。 ○○(甥っ子1号)の赤ちゃん、◇◇ちゃんっていうんだよ。

赤ちゃんって、みんな可愛いね。

スマホの写真をお墓に向けて、次々と見せた。

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帰りにスーパーで買い出しをして帰宅しなければならず、持参したサンドイッチを霊園近くの公園で食べた。

それにしても、夏のマスクは辛い。 もともとマスクをする習慣が私には無いので、しんどい。

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汗びっしょりで帰宅。 手洗いうがいを済ませて、買ってきた食品をどんどん冷蔵庫に入れる。

それを見ていた母は、「少しは休んだら」、私もそう思うけど。

一息入れたら最後、立ち上がれないかもしれない・・・

洗濯物を取り込んで、夕食の下準備、米をといで、コーヒーを淹れたら、もう午後3時だった。

本日の収穫 茄子1号、2号IMG_4540.JPG茄子2号は虫食いがかなりあり、やむなく収穫。 でもちゃんと食べる。

200ccのビールを飲んで夕ご飯を食べたら、暫く立ち上がることが出来なかった。

疲れた。 すごく疲れた。

早く、私にも「慣れ」という植物が生えてくると良い、と思う。


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腕次第

2020年 5月 29日 完全ではないが、6月1日から、いろいろな場所が営業を開始する。 油断は大敵だが、プールで泳ぐことができると思うだけで、心が弾む。

庭のペチュニアIMG_4520.JPG

一か月前ぐらい前、近所の激安花屋でペチュニアが一株79円だった。 正直言って、お粗末といえるくらいのものだった。 

農協で野菜苗を購入した時に売られていたペチュニアの苗は、それは立派な苗で、値段も当然ながら130円だった。

という話を母にしたら、

「その安くてお粗末な株を、あんたの腕で大きく育てればいいんだよ」と言われた次第。

写真の通り、大きくした。 私の腕ではなくて、単に成長したのだと思う。

昨日の朝の公園IMG_4521 (2).JPG

サツキの中にミツバチIMG_4522.JPG

今日はいつもの通りの金曜日のルーティンを淡々とこなし、午後からはゆっくりと新聞に目を通し、午後4時前まで「失われた時を求めて」を読み進めた。

強い西日をものともせず、いざ、防虫剤を吹き付けて、裏庭圃場へ出て、1時間ほど草むしりに没頭する。  

ヤブカラシという草があり、これは成長が恐ろしいほど早く、なおかつ根っこが地面に深くはり、名前もすごいが、非常に手ごわい。

これを見つけると、なぜか、ヒトラーみたいな気分になり、これを根絶せずにはいられない。(実際は出来ないのだが)


それにしても、母の祖母は戦時中、朝から日没まで、近所の農家へ草むしりの手伝いに出かけて、お礼はたったの麦一升だったそうで、

そりゃあ、あんまりだと思う。

B29?の機銃掃射を受けて、サトイモ畑に逃げ込んで、アメリカの兵隊さんの顔がはっきりみえたそうだ。  

だから、今回の新型コロナウイルスに対して、比喩であろうと、軽々しく「戦争」などと言ってほしくない。

本日の裏庭圃場IMG_4524 (2).JPG

さて、実は昨日、銀座まで出かけた。 本当は6月でいいや、と思ったのだが、何度か連絡を受けていて、一昨晩、再度電話がかかってきた。早く終わらせるべく、約3時間半で往復した。 つまり約30分しか銀座に滞在していない。 水筒持参で出かけ、直行直帰。

この話は2月に遡る。いづれ、別の折に。

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どうせ、今年の夏は着る機会が無いのだから、と思い、えいやっと気合を入れて、着物で出かけた次第。


草むしりの後、風呂に湯をはり、嫌がる母をなだめすかし、入浴させて洗髪もした。 

それだけで、めでたし、めでたし、みたいな気分になった。

明日は墓参。


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互いの色を引き立てる

2020年 5月 28日 今朝、玄関を開けたら、紅いバラが1輪咲いていた。

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緑と赤はちょうど補色関係だ。 互いの色を引き立てる。


農協へ買い物へ行くと、安堵する。 理由は単純、空いているから。 

ただ、当たりまえだが、魚は無い。 肉は少しは売られているが。

昨日の散歩の帰りに、買い物の予定もないのに農協へ寄ったら、なんと布マスクが売られていた。

地産地消をうたう農協らしく、生産者さん?のお名前が記載されていた。 

マスクをかけたままクスッと笑う。

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ドクダミが満開になった。 この花が終わるころ、そろそろ梅雨である。 

今日はカラリとした概ね晴れの1日で、母のシーツやら洗えそうなものはすべて洗った。

第4木曜日の風呂掃除も終了。

庭の紫陽花IMG_4519.JPG

さて、今週の土曜日は墓参に行く。 26日の月命日に霊園のシャトルバスの予約を済ませた。

緊急事態宣言が解除されたら、したいことのリストナンバー1だ。

それにしても、残すところ5月も後3日。

あっという間の半年はコロナに沈みそうだが、ぼちぼちと生きて行くしかない。


人間も互いの色を引き立てるように出来るとよいが・・・


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ノラ猫の嫌がらせ

2020年 5月 27日 我が家のぬか床は、西側にある勝手口を出た外に置いてある。

ここは日も当たらず、暗く、家の構造上へこみがあって、雨もあたらない。

亡くなった父が、ここに小さな棚を作った。 そこにぬか床がで~んと置いてある。

今朝、キュウリを出そうとして、しゃがみこんだら・・・

尋常ならざる臭いがする。 

何だろう、と思った。

庭のるり菊IMG_4500.JPG

今日、今年初めての庭のるり菊が咲いた。

洗濯掃除を済ませて、玄関を掃き清めて、家の西側通路に出てみた。

家の西側は、ほぼ、コンクリートが敷き詰め垂れている。

そのコンクリートの上にのら猫のびちびち〇ンチ。

何で? 何で? 何で? コンクリートの上にする!?

その状態のため処理できず、上から庭の土をかぶせておいた。

美容柳IMG_4512.JPG

川沿いの道を散歩する。 ここはよく父と一緒に歩いた散歩道だ。

そういえば、父が、「こんなところでモチ草なんか取るなよ」と言ったことがあり、

何で、と問うと、

「犬のおしっこだらけだ」と父は答えた。 犬を連れて散歩する方が多いのだ。

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ヤマボウシIMG_4515.JPG

午後3時過ぎに階下に降りたら、もう、すでに臭い。

母が洗面所で着替えをしている。 

もらしちゃった、と聞いたら、「違うよ、トイレで粗相したんだよ」と母は答えた。

洗濯機に入れて、大急ぎで水洗いだけはした。

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昔昔、上野動物園に行った折、きつね舎のそばに・・・

「ぼくのおしっこは臭いです」と書かれてあり、本当に臭かった覚えがある。

ちなみに、トラ舎のそばには、「ぼくのおしっこは横に飛びます」と書かれてあった。

IMG_4516.JPG 夕方、庭に黒猫が。 嫌がらせの犯人はおまえかい?

臭い話で申訳ない。

本日の収穫 キュウリ5号IMG_4505.JPG



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夏木立

2020年 5月 26日 イタリア フィレンツエ ピッティ宮殿の中には美術館がある。

とても1日で鑑賞できるようなところではないのだが、30代の当時の私は、その広さと絵画の量に圧倒されて、正直、絵画を見るのに飽きて、どうでも良くなり、宮殿の北側に広がるボーボリ庭園に足を延ばした。

実際のところ、庭園の方がずっと、ずっと良かった。

12月のフィレンツェは結構寒くて、真っ赤なコートを羽織っていた。

ぼんやり散策していたら、向こうから、バゲット(イタリアなのに)みたいな長いパン(包装されていない)を小脇に挟んだ男性が歩いてくる。

「写真とってもらえませんか?」と私は声をかけた。 (本当に30を過ぎても私は馬鹿だったのだ)

彼は、パン以外に何も持っていなかった。 

にっこり微笑んで、「シ」と言いながら、パンを地面に直に置いたのだ。

すごくびっくりして申し訳なく思った。

夏木立IMG_4477.JPG今日は自宅敷地内から一歩も外へ出なかったので、24日の写真。

今となっては考えられない。 パンを地面に直置き。

当時の私だって、びっくりしたくらいだから。

宅配で送られた物、郵便物まで消毒する方も多いと聞く(自宅に病人がいないのに)。

なんとなく、そんなことを思い出した。 (ブログのどこかで書いたかもしれないが)

IMG_4432.JPG枯れた紫陽花の枝を切るつもりが、一緒に生きている枝も切ってしまい、そのまま活けて玄関にかざった。

その赤いコートはまだある。

3年前のアイスランド、フェロー諸島の旅の折に着て行った。

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今日もいつもと変わらぬ1日だった。

なにより。


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暫時様子見

2020年 5月 25日 美術館はやはり、予約制になる。 神奈川県内の某美術館は6月30日までの閉館になっている。

まあ、暫時様子見だな。

ちょっと古いけど、倍返しだ!みたいな反動は私には無い。

昨日の散歩の帰り、珍しく住宅街の中を歩いた。 10mくらいなのだが、道路脇のアオイが咲き始めていて、綺麗だった。

命名 アオイロード

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今日は10時予約の美容院に行って(4週間があっという間に過ぎるような気がする)、帰りに買い出しのためにスーパーに寄って帰宅したら、お昼を回った。


認知症になると、皮膚感覚も変になるのだろうか?

今日は最高気温が27度になった。 家を出るときには(玄関は施錠したが)窓はすべて網戸にした。

帰宅したら、すべての窓が閉まっていて、むんむんしている。

母に、27度もあるのよ、暑くない、と声をかけながら、すべての窓を開けた。

午後3時過ぎに階下に降りたら、再び、すべての窓は閉じられていて、ため息が出た。


どうなっているんだろうねぇ・・・


安倍のマスク 届いていますか? 私の住んでいるところは未だ届いていません。

そこいら中(お店)でいろんな布マスクを見かけるようになったのでね、なんとなく気になって。


どうなっているんだろうねぇ・・・


本日の収穫 キュウリ3号、4号IMG_4499.JPG 規格外っていうやつです。

今日は、眠いのではなくて、辛い。 座っているのが辛い。

というわけで、午後は横なったが、眠ることは出来なかった。

ちょっと、疲れたなと思った1日。


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宝石のような思い出

2020年 5月 24日 ああ、また日曜日が来たのだと、思う。 

いつもなら、午前9時40分には水着を着こんで、その上に洋服を着てジムに向かうのが習慣だった。 約2か月泳いでいない。

緊急事態宣言解除が明日決まった場合、神奈川県はほぼ全業種が営業開始になるらしいので、思ったより早くジムがオープンするかもしれない。


「掃除してくれるのは有難いんだけど、あんたを見ているだけで、疲れるんだよ」と母が言ったのにはびっくりした。

そりゃぁまあ、ごめんなさいよ。

今日は、キッチンの換気扇、ガスレンジ周り掃除を終えた。 これで11月の年末掃除まで多分何もしない。

年末の大掃除は11月にすると決めているので、もう前半6か月を終了したようなもんだ。


母がベッドに横たわっているのを確認して久しぶりに散歩に出かけた。

土手のほんの一区画だけが、とても美しい野原になっていて、なんで気が付かなかったのだろう、などと思い、

滑り落ちないように注意して降りてみた。

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腰を下ろして、ため息をついた。 こうして座っていると、2017年の旅を思い出す。

訪れた国、場所ごとに趣はあるのだが、フェロー諸島の旅は私にとって、宝石のような思い出なのだ。

ホテルの窓からみた草原が思い出されて、感慨にふける。 

目に見える日常は変わらない。 

建物が倒壊したり、街が壊滅的に破壊されているわけではないが、コロナ禍の日常をつくづくと想う。

月見草IMG_4480.JPG

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1日花みたいに終わるわけではない。

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それでも、今日は、母をなんとか丸め込み、入浴洗髪爪切りを終えたら、良い1日だったと思えた。


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