思い当たらない

2021年 8月 31日 皮膚科クリニックの受付で渡された紙には40と数字が印刷されていた。

モニターに現在の呼び出し番号が映し出されている、と言われて確認したら、20番だった。

つまり、19人待ちってことだね。



目のふちのあせもではなくて、3日ぐらい前から首の真後ろに違和感があった。

痛くもかゆくもない。 

指で触れると、するっと皮膚の薄皮がむけた。

ちょうど、指の腹に接着剤をぬり、乾いた後にはがすような感じ。

合わせ鏡にしてみると、首の真後ろのところが、握りこぶし大ぐらいに赤くなっている。

まあ、そのうち治るだろうと、思っていた。


昨日妹が、まじめな顔でスマホで撮影した私の首の写真を見せながら、

病院に行った方が良い、小指の先ぐらいの水泡が数か所にある。



思い当たる節は、と聞かれても、思い当たらない。

原因不明だが、首の後ろの皮膚が、割と激しい炎症を起こしているそうで、処置してもらい、ガーゼで覆って、テープで留めてくれた。

入浴後、お独りでできますか、と看護師に問われて、大丈夫ですと答えた。


お昼までに帰宅できるだろうかと思っていたが、なぜかモニター画面31番で、名前を呼ばれた。


母とお昼を食べて、夕食の仕込みをしたら、ぐったり疲れて、横になった次第。

母にシャワーを浴びさせ、少しの間ベッドで休んでもらい、私はドレッサーの前にバスタオルを巻いて座り込み、手鏡を使って、なんとか、処理を終えた。


きっと毒蛾だよ、と妹は言ったが、本当のところはわからない。

医師も原因を特定できなかった。


一週間後にもう一度見せてくださいと言われたが、治ったら行かない。


案外こんな思い当たらないことで、人間は死んだりするんだよ、などと思った1日。


通りすがりにIMG_7597.JPG


記録 本日の収穫 ゴーヤ20号IMG_7596.JPG

今日で8月も終わり。 明日から9月で、木彫り。


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おしゃべりの花が咲く

2021年 8月 30日 最近よく耳にする言葉。 ブレイクスルー。

ちょっと前だったら、この言葉は良い意味で使われていた。

高い障壁を突き破って前進すること、或いは困難な目標を達成すること。

それが今では、ワクチン接種終了者のコロナウイルス感染を意味する言葉。


各国で始まりつつあるブースター接種、3回目のワクチンが日本でも年明けに始まるらしい。


ワクチン接種を希望する若い人達に対する東京都のやり方を見ていて、ため息が出た。

ワタクシたち高齢者も予約が大変だったけれど(横浜は大変だった)、7時間並んで抽選ってなことは無かった。


上に立つ方々は、何が起きて、何がなされたかってことを学んでいるんでしょうか?


来年の年明けに、再び、パソコンの前で、じっと接続されるまでモニターの画面を眺めのるかと思うと、少し憂鬱になる。

スマホは画面が小さくて苦手なの。

庭の青柚子IMG_7587.JPG

今日は妹が顔を見せに来てくれた。

母はすぐに冷房の効いた寝室で横になってしまったが、私たちは、久しぶりのおしゃべりに夢中になった。

あれ、あの人、ほら、あ~名前が出てこない。

その度に二人で連想ゲーム。 何のドラマに出ていた? 


結局最後はググって解決。

妹が、60代の女性の会話の典型かもよ、と言って二人で大笑い。

ヒルガオIMG_7595.JPG


飲み助の妹のために酒の肴を3種類作って、家族3人でビールで乾杯。

母がすごく上機嫌だった。

先ほど、妹は帰って行きました。 

そうそう、甥っ子2号は正式に婚約したそうで、来年の3月に挙式だそうです。

我が家にも挨拶に来るらしい。 へええ、楽しみ。 

まだ確定ではないけれど、結婚式にも招待してくれるらしい???

お祝い金が大変じゃあ~!


コリウスの花IMG_7593.JPGやはり、しそ科の花である。


おしゃべりの花が咲いた楽しい1日でした。



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デイオフ

2021年 8月 29日 午後6時過ぎには暗くなる。 日が短くなった。

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別に見逃していたわけではない。

この何日かの猛暑ですくすく成長した。

久しぶりの大物を収穫。

人間同様、私のような寸足らずのゴーヤでも、なぜか成熟が進行しいて、あっという間に全身黄色になって腐るものもある。


まな板の上で半分に切ったら、種が成熟し始めていた。

濡れたような赤と黄色が目に飛び込んできた。

記録 本日の収穫ゴーヤ19号IMG_7589.JPG

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素晴らしくきれいだ。




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そこだけ、見た目涼しそうだった。

2021年 8月 28日 須賀敦子はマウンテンデザートまで出かけたが・・・

私は、いつか機会があったら、ゴーストランチに行ってみたい。

Ghost Ranch 文字通り訳すと幽霊牧場。

ニューメキシコ州にある、ジョージア オキーフの自宅兼美術館のある街。

行けるだろうか?

通りすがりにIMG_7583.JPG

「全部で670円です。」

風呂掃除を終えて、パン屋さんに出かけた。 歩数にして往復で1200歩くらい。

ポシェットから財布を出そうとして、無い。

えっ、財布忘れた・・・

信じられない! 馬鹿じゃないの! くそっ!と、実際に声に出した。

パン屋さんを2回往復したら、2400歩を稼いだ。

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帰宅して、母に声をかけると、

「あんた、熱射病になっちゃうよ、休みなよ」と言われて、

独りになったら、こんなことは言われないのだ、と、思うと、少し神妙な気分になった。

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今は・・・

電車に乗って外出するのは、木彫りだけの代わり映えしない毎日である。

行きたい美術館もあるのだが、9月20日までなので、とりあえず、様子を見るつもり。


すごく暑かったのだけど、通りすがりのコスモスが熱風の中揺れていて、


そこだけ、見た目涼しそうだった。



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猛暑のバラ

2021年 8月 27日 気になって去年の茄子の収穫数を確認した。

120本である。 今年はたったの55本。 

やはり、連作障害かもしれない、などと思っていたら、今朝の新聞に、全国的に茄子の収穫量が減ったと書かれてあった。

早い梅雨明け、続く大雨と猛暑が原因らしい。

それでも、一昨年は200本の大台を超えたことを考えると、天候の問題ばかりではなさそうな気がする。

今朝の庭のバラIMG_7580.JPG

昨日の夕方、庭の散水時にバラの蕾が膨らみかけていた。

就寝時に畳んだ洋服の上にあらかじめコンパクトデジカメを置いて、起床時に撮影することにしていた。

午前7時ですでに28度もあり、このように全開になっていた。

バラの花びらの巻が少し緩んだくらいの姿が、私は好きだ。

猛暑のバラは気の毒である。


金曜日の大掃除を終えて、何気なくカレンダーを見て、あっと思った。

昨日は第4木曜日である。 風呂掃除を忘れた。 さらに、父の月命日であることもすっぽりと抜け落ちた。

月命日だから、何かをするということも無いのだが。


午後は須賀敦子全集3巻を読み進めた。 「ユルスナールの靴」の章を読み終えた。

須賀敦子は余程ユルスナールに感銘を受けたと見え、ユルスナールの生前の家をアメリカまで見学に行き、墓所にも赴く。

生前の家は、アメリカ メイン州に在る。 

その名もマウンテンデザート。 直訳すれば山砂漠。


記録 本日の収穫 ゴーヤ18号と茗荷少々IMG_7582.JPG

母に昨日は月命日だったこと。 それを忘れたことを話したら、

いいんだよ、忘れちゃって。 あたしは今日が何日かもわからないよ、と答えた。



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日陰を求める似た者同士

2021年 8月 26日 ラポールは新横浜にある障がい者用の運動施設である。

昔、付き添いとして、月に2~3回通ったことがあった。

プール付き添い者は室内プールの外にある一般の休憩室?で終了を待つ。

ぼんやりとガラス越しにプールを眺めていると、流麗に泳いでいる方の四肢の一部が欠損されていて、とても驚いたことがある。

その泳ぎは健常者となんら変わらなかった。

パラリンピックが始まった。 

オリンピックも決して熱心に見る方ではなかったが、始まったからには、無事に終わりますように。

庭 ガザニアIMG_7577.JPG

毎日卵を2個消費する我が家。 毎度10個入りパックを購入、つまり5日間しか持たない。

前回買い出しに出かけたのは先週の土曜日。 今日はひどい暑さの中リュックを背負ってスーパーへ出かけた。

帰宅した午前11時過ぎの気温がすでに34度になっていた。


お昼を片付けながら、今晩の夕食は一切、火を使わないで準備することにする。

メインは刺身(買い出しの日は必ず刺身である)、塩ネギ豆腐サラダ、もずくとオクラの酢の物に山芋。

下準備をして冷蔵庫に。 豆腐、山芋だけは食べる直前に入れる。

ゼラニウムの下にシュウカイドウIMG_7579.JPG

庭のシュウカイドウはなぜかどんどん日陰日陰へと引っ込んで行く。

シュウカイドウIMG_7564.JPG

来年の夏はマスクをしないで過ごせるのだろうか?

私の左目は生まれて初めて目の下の部分が歌舞伎役者のように赤く隈取られた。

目の下のくぼんだ所に多量に汗をかく。 かゆみを伴い、あせもだろうか?

眼科に行くべきなのか、皮膚科に行くべきなのか悩む。

自生ベコニアIMG_7570.JPG

自生ベコニアも庭の日陰のあちこちに咲いている。

午後、外気温は36度まで上昇。


ワシントンポストにアイスランドの記事があった。

世界中でもっともワクチン接種率が高い。 すでにマスク着用は撤廃されている。

デルタ株の感染は増加しているものの、入院率も死亡率もかなり低いまま抑えられている。

日本とは大違いだな、などと思う。


怒らないようにと思っていたのに、ささいなことで、母に、

お母さん、私が先に死ぬことだってあるんだって、考えた方がいいわよ!


シュウカイドウはベゴニア属。

似ているものね・・・




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64歳になっても 

2021年 8月 25日 偶然、ビートルズの歌に、「64歳になっても」という曲があることを知った。

64歳の私は、どんな歌なんだろうと思い、聞いてみた。

出だしの、♪年をとって、髪の毛が薄くなっても♪ 

う~ん、髪の毛は依然多いのよ。 ぼぼ真っ白だけど・・・

年をとっても僕を愛して、っていう歌でした。

キキョウ再びIMG_7569.JPG

2輪目が咲いた。

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ホームで電車を待つ間、荷物が重くて、重くて、ほかしてやろうか、と思ったほどだった。

昔はこんなことは無かった。 

バッグの中身は、彫刻刀(16本だったかな)、彫りかけの不動明王、財布、水筒など。 

もうね、バッグ自体が重いっていうのはあり得ない。 

どんなに素敵でも、値段が高くても、重いのは、はい、さようなら。

こんな時に、64歳の現実をしみじみと知る。


今日は木彫りだった。 県境をまたいで中目黒まで。

切り落とした腕を胴体につなげるところまで終えた。

朝からマラソン状態で、洗濯掃除、昼食、夕食準備。

帰宅するや否や、庭の鉢植えに散水して、母に声をかける。


最近は、出かける時には、インチキ料理を率先している。 今日のメインは冷凍餃子。

それでも、ポテトサラダを作りながら、ミニトマトのマリネも作った。


自分が若いころは、64歳なんて、すっげえ、婆だと思っていたが、実際にその年齢なってみると、

何と言うか、ちょっとギャップがあるよのね・・・

それでも、まだ64歳と、もう64歳の間を揺れ動く。


松葉牡丹 サボテン飛び地IMG_7575.JPG

記録 本日の収穫 ゴーヤ17号 茗荷少々IMG_7574.JPG

おまけ 不動明王の現在。

顔がでかいんだわ。一回り小さくしなければならないかもしれない。

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ちょっと・・・否、かなりくたびれた。



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ベトナムかご & 雑草ゼロトレランス

2021年 8月 24日 ベトナムかごを買った。 理由がある。

松葉牡丹の飛び地 1輪IMG_7568.JPG

ベランダに何も置いていないという家は少ないと思う。

我が家には、

バケツ

雑巾

布団ストッパー(干した布団をおさえる)

布団たたき

ほうき

ちりとり

ベランダ用サンダル 以上が置いてあった。


屋根外壁塗装工事の時は当然ながら、洗濯物を干せなかった。

ある時、今日は外干しOKという日があり、ベランダに出ようとして、気が付いた。

何も無い。 ぼんやりしていた私。

工事の方が、庭の片隅に全部まとめておいてくださった。


でも、それはそれで面倒で、大きな段ボールを2階に運び、その中に一切合切を暫く入れておいた。

ちなみに、洗濯ばさみなどは、亡くなった父が金属かごをベランダに括り付けてくれていて、工事の最中はビニール袋が掛けられていた。


2階の真ん中の部屋は和室で普段は使わない。 出来ればなにも置かない方が、見た目が良いとは思ったが、

台風シーズンを迎えるし、いっそ、見た目は今一つでも、部屋の中に片付けておいた方が良いと考えた。

IMG_7553.JPGほうきの棒が見えるけど。 

うむ、やはり、今ひとつかもしれない。



話は変わる。

午後3時半に裏庭圃場に出た。 雑草再び。 枯らしたインゲンやナスなども片付けたかった。

で、衝撃が走った。

3年くらい前だったか、大雨の後に裏庭圃場に深さ2mほどの陥没が出現したことがある。

かつて、ここに借家があり、そのトイレの場所だった。

工務店に頼んで、穴を埋めてもらった経緯がある。

再び、陥没現る。 今回の陥没は深さは20センチ程度。

恐る恐る、乗ってみたが、大丈夫だった。 9月の大根播種の時に一応土を均すことにして、暫く様子見。


次から次へと、いろんな問題が起きるのだ、一軒家というのは。

陥没 直径 80センチ程度IMG_7572.JPG

午後5時半までに45リットルのゴミ袋3袋分の草をむしり、ひどい汗で呆然とした。

雑草はあっという間に広がるので、感情的にはゼロ トレランスなのだが、

草が生えないということは、まあ、あり得ないから仕方がない。


記録 本日の収穫 ゴーヤ16号IMG_7571.JPG 

あまりに汗をかいたせいか、水シャワーを浴びた。

除草剤は買ってあるのだが、ヒキガエルを見てからは、なんだか使う気がおきない。



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背中は年を取らない 母の言葉

2021年 8月 23日 金木犀は花が咲く前から香るのだろうか?

今朝、雨戸を開けたら、裏庭圃場の方から、紛れもない金木犀の香りが静かに漂った。

塀の向こうにある昔の地主の広大な庭には金木犀の大きな木が植えられている。

今日は処暑。 

晩夏の窓辺IMG_7567.JPG

背中は年をとらない、というのは母の入浴時、或いはシャワー時に言う言葉。

今日は母にシャワーを浴びさせ、洗髪をして、足の爪を切ることが出来た。

背中を洗っていると、必ずと言っていいほど言う。

「あたしの背中は綺麗だろ、背中は年をとらないんだよ」

まあね、曲がっているけど、肌はつやつやシミもしわも無い。


今日も不安定な天気で、午前11時頃だろうか、ざっと雨が降った。

処暑と言うが、とても蒸し暑い。 暑さおさまるどころか、当分残暑だ。

寒いのも辛いが、暑がりで汗っかきの私は夏の方が苦手。

ふっと気になって、自室のエアコンの下をのぞいてみた。

製造2013年とある。 そうか、これもそろそろ寿命が来るかもしれない・・・

パソコンは2014年製造で、両方とも来年度の予算に組み込んでおいた方良いかもしれぬ、などと思う。

道端IMG_0656.jpg

須賀敦子全集3巻の「ユルスナールの靴」を読んでいる。

私は無知なのでユルスナールを知らない。 

そのユルスナールの著書、「ハドリアヌス帝の回想」の後を追って、著者がハドリアヌスの墓所を訪れる旅は、読みながら、
つくづく、こんな旅が出来る須賀という人を羨ましく思う。

私には能力もないし、出来ない・・・



夕方、接骨院に出かけて30分で帰宅。 なんとか普通に(跳ばずに)階段を下りることが出来るようになったが、相変わらず、左膝が曲げにくい。 何度も書くが、痛みは全く無い。

ただ、曲げにくい。 正座も出来ない。 

母の右目の結膜炎もおさまらない。 1日3回の点眼を相変わらず続けている。



帰宅して、入浴までの1時間ほど木彫りに励む。 

不動明王の右腕をなんとか仕上げたが、水曜日には、また駄目だしかもしれない。


追伸:

あっけなく横浜市長選挙が終わった。 

私の予想は候補者多数で票が一定数に至らず、再選挙、或いは現市長が再選だと思っていた。

IR推進の総理大臣が、IRを取りやめに舵を切った人を推薦するのも変な話だけどさ。




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夜の蝉しぐれ

2021年 8月 22日 夜の蝉しぐれ。

とっぷりと日が暮れて、街路灯がこうこうと輝く午後7時半過ぎ、雨戸を閉めようとして、蝉がわ~んと鳴いているのに気が付いた。

庭の低木のあたりからは秋の虫の音も聞こえる。

往く夏を一刻も無駄にすまいと蝉が鳴き、来る秋の気配を敏感に察知したかのような虫が奏でる。

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庭の松葉牡丹

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裏庭圃場に残っている夏野菜は青シソとゴーヤのみ。

ゴーヤはまだ数本実を為している。 今日は、こんな形のを収穫した。

勾玉ゴーヤIMG_7566.JPG

意図して、ハサミを入れたわけではないが、採取した私は思わず笑ってしまった。

まるでヒスイの勾玉みたい。 でも、ネックレスにはでっかすぎる。

記録 本日の収穫 ゴーヤ15号、茗荷少々IMG_7565.JPG

夕方、大根をおろしていた。 今晩の夕食のメインはさんまである。

ちょっと前まで考えられなかったような高値で、一尾650円だった。

大根をすり下ろしながら、お母さん、シャワー浴びようね、と声をかけたら、

「今日は止めておく」 昨日も浴びてないよ、と言ったが、駄目だった。

花に水をやらなくちゃ、と玄関を出て行く母。

でも、外水道の水音が全くしない。

不審に思って、私も外へ出ると、母はぼんやり家の外壁を眺めている。

「きれいになったね」

お母さん、門の外からみると、もっとよく見えるよ。

母の手を取って、連れ出した。

キキョウIMG_7563.JPG

夕方の庭で、初夏にたくさん花を咲かせたキキョウが再び開き始めていた。


***

これで終われば、めでたしだけど、この後の会話。

「いくらかかったんだい?」と母。

いやもう、見積もりから請求書の間に、何十回と話をして、支払い時には、

玄関に椅子を持ち出して、母を座らせて、立ち会わせて、棟梁(工務店社長)にお金を渡した。

棟梁は、万札をきっちりと数えたんだけどね。

忘れちゃうんだ。 でも、お金の執着はすごいものがある。




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9月のお彼岸は必ず。

2021年 8月 21日 駅前公園のムラサキシキブはどうなっているだろう、と思いながら、スーパーに行く前に寄ってみた。

見事な紫色の実を枝にびっしりとつけていた。

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自然界に存在する色というのは、どうしてこんなに綺麗なんだろうと思う。



スーパーを出ると、傘をさしている人が駅に向かっていて、洗濯物を部屋干しにしてきてよかったと思った。

朝は日差しが眩しかったが、するすると雲に覆われた。

結局、たいした雨にはならず、そのまま曇天の1日になった。


母は、夕べは眠れなかったそうで、お昼にしましょうと声をかけてもなかなか起きてこない。

お昼はほとんど食べなかった。 水菓子キーウイだけは完食。

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「ローマの遺跡は猫がつきものである」という須賀敦子全集3巻の一文は簡潔でなぜか素晴らしいと思い、ぼんやりとした。

本を膝の上に置いて、窓の外を眺める。 目に写るのは近所の家並みだが、頭の中の風景は利尻のペシ岬に飛んでいく。



利尻のペシ岬に登った際、中腹あたりに、会津藩士の墓があった。

なんで、利尻島に会津藩士の墓があるんだろう、と訝しく思ったが、すっかり忘れていた。

読書は放り出して、短くググる。


19世紀初頭、鎖国中の日本の利尻にロシアが実力行使をしかけてきた。

江戸幕府は急きょ、会津藩に警護を命じる。

その任務、つまり防衛というより、厳しい気候のために亡くなられた藩士が多かったらしい。



あのう、すごく馬鹿な質問なんですが、冬の利尻はどうなんでしょう、観光タクシーの運転手さんに聞いた私。

「お姉さん、辺り一面雪で真っ白。 おまけにねえ、寒いからねぇ」

そんな会話を思い出した。

玉すだれIMG_7560.JPG

今日はマヨネーズを使わないポテトサラダを作った。 

ジャガイモ以外はアンチョビとキュウリとカマンベールチーズが材料である。


母は夕方には復活し、ご飯は少量だが、ポテトサラダはよく食べた。


木彫りのために中目黒には通うのに、今月も墓参を中止した私。

9月のお彼岸は必ず。



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茗荷の花の咲くころに

2021年 8月 20日 庭の鉢植えに散水を終えた夕方5時前、裏庭で青じそを摘んでいて気が付いた。

圃場の茗荷区域に、薄い黄色の物がちらちら見える。

茗荷の花である。 もう、そんな時期なんだ。

本来は、香りも味も落ちるので、花の咲く前に収穫した方がいいらしいが。

地面からひょいと顔をだす花は、しかし、美しい。

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お母さん、今年初の茗荷がたくさん採れたのよ。

声をかけたら、母はベッドからゆっくりと手すりをもって起き上がった。

今日の空 百日紅IMG_7548.JPG

今日も残暑厳しく、気温は33度まで上がる。

いつものように金曜日の大掃除を済ませて、床を拭いて気分すっきり、汗びっしょり。

暑いときは、お昼はそうめん、ひやむぎ、冷たいおそばにうどん、冷やし中華とくるくる回転するが、たまにはパンにしようと、歩いてすぐのパン屋さんに出かけた。

でも、明日は買い出しに出かけないと、本当に何もない。


午後自室でゆっくり休もうと横になった途端電話が鳴ること立て続けに2回。

横浜市長選挙に関する電話。

「はい、わかりました」と電話を切ったが、もう、期日前投票済み。


午睡を楽しもうと思ったが、眠気はすでに去ってしまい、須賀敦子全集を読み進めた。

「狭き門」を読んでみたらと勧めた当時15歳の友人は、その後、修道女になって、25歳の若さで、病で亡くなる。


15歳で精神的に成熟するような人は、早逝するのかもしれない。

私の15歳は、本より、洋服が欲しくて仕方が無かった。

しゃれけばっかり。



茗荷を綺麗に洗って泥を落として、シャワーを浴びないかと母を誘ったら・・・

「浴びても良い。」 

なんとなく安堵して仕度を整えた。


明日は少しまとめてスーパーで買い物をする予定。



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残りの暑さに思うこと

2021年 8月 19日 15歳の私はどんな本を読んでいただろう、と思ってしまった。

64歳になった今でも、アンドレ ジッドの狭き門を読んだことが無い。

クイズ的な雑学として、アンドレ ジッドといえば、「狭き門」ぐらいしか知識がない。

本日通りすがりに ペチュニアIMG_7545.JPG

須賀敦子全集3巻の中で、須賀敦子が15歳の同級生から「狭き門」を渡される。

こんな時代だからこそ、本をたくさん読みたいの、と友人は須賀に言う。

こんな時代とは、第2次世界大戦の時代である。

本を閉じて、ぼんやりとしながら、そういえば・・・

私はコロナの時代に、「失われた時を求めて」を読み終えたが、意図したわけではなくて、たまたま、偶然、そうなっただけだ。

今朝の空IMG_7544.JPG

今朝の空はこんなだった。

安定した晴れで(残暑厳しい)、久しぶりに布団を干して、バスタオルなどを洗濯した。 

午後2時半の約束で、ケアマネと面談。トイレの失敗が多くなった話をした。 

誰かに話すということだけでも、気が済むような気がする。


ケアマネさんの年齢はよくわからない。 50代前半ぐらいだろうか?

お子さんのワクチン予約がまったく出来ないとこぼしていた。

通りすがりに ハゲイトウIMG_7546.JPG


夕方、ヒグラシが鳴いた。

残暑が厳しい。 でも、字の事く、残った暑さなのだ。

もうじき終わる。


須賀敦子が生きていれば、母より3歳年上になる。

比べても仕方が無いが、私は母が読書しているのを見たことが無い。


それでも、母は私の母であり、愛おしい。



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もっと大きな声でもう一度、「助けて!」

2021年 8月 18日 プールで泳いでいたら、歓声だと思っていた子供たちの喚き声は、「助けて」の大合唱であることに気が付いた。

うん?と思って泳ぐのをやめたら、何のことは無い、ただの訓練。

もっと大きな声でもう一度! 助けてえええ!!!

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遠目でみると、でっかいカマキリに見える。

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正体はどこにでも生えるタカサゴユリ。 我が家の庭のは全部引き抜いた。

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朝食の仕度をしていた。

トイレに入っていた母がづっと出てこない。

一旦、火を消してキッチンから出た。 廊下に水溜まり。

間に合わなかったんだね。 廊下の掃除。

母が着替えをしている間にトイレをのぞいたら、トイレの床にも水溜まり。

トイレの掃除。

手を念入りに洗って、再び朝食の準備。

お母さん、尿漏れパッド使ってみない? 

私もね、掃除するの大変なんだよ。 何で使ってくれないのだろう?


こんなことが度重なるようになったら、本当にね・・・

助けてぇって、叫びたくなるような気がする。


今日は目まぐるしく天気が変わった。 早めに洗濯を終えて良かった。

午前11時過ぎには洗濯物を取り込んだ。 西の空は真っ暗。

お昼過ぎから一時激しく雨が降ったかと思うと、青い空が垣間見え、再び暗くなって激しく雨が降った。

***

不意に思い出した。 

アフガニスタンのタリバンが政府を奪還っていうニュース。

スリランカから日本へ帰国する際の空港で、全身真っ黒なブルカに身を包んだ日本人女性の団体を見た。

生まれたばかりの子供を連れた人も居た。 全員トランジット。

不思議というより、ちょっと異様だった。

あの方たちは、一体どちらへ向かったのだろう、と思ってさ。

***

日本中、「助けてぇ!」だよなぁ。



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何も無い夏だからこそ・・・

2021年 8月 17日 裏庭圃場でゴーヤの収穫をしたら、足元に清楚な花。

正真正銘のニラの花。 当然ながら、春に咲く花ニラとは別物。

圃場には少量ながら、ニラを植え込んである。

ニラの花IMG_7536.JPG

ニラの花って、こんなに綺麗だったかしら・・・

何も無い夏だからこそ、こんな思いに囚われるのだろうか?

記録 本日の収穫 ゴーヤ14号IMG_7538.JPG

表庭のエアコンの上で、黒猫ニャンがくつろぎながら雨宿り。

勝手口から裏庭へ出たので気が付かなかった。

ぐるっと回って表庭へ出て、パチリ。 

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戦時中に食べる物がなくて苦労した話をする母に頷きながら、ふと目をやると、母が足をもぞもぞ動かしている。

お昼はパスタだった。 

食べやすいように、茹で上がったパスタを母の分だけ料理用ばさみで半分にあらかじめ切っておく。

母はパスタをお箸で食べる。

いつものことながら、床は食べこぼしが散乱していたが、

いいのよ、後で掃除するから、まずは、食べちゃって。

ゴーヤの花IMG_7537.JPG

須賀敦子全集3巻を読み進める。 赤い靴の話が出てくる。

店先に飾ってあった赤い靴が欲しかった。 

それが(赤い靴)自分に似合うかどうかもわからないのに、無性に欲しくて、夜になっても思い出した。


そんなに欲しかったのであれば、サイズが合えば、多分、似合っただろうに、と私は思う。

ひるんではいけないのよ。


午後3時過ぎに、接骨院に出かける。 左足が相変わらず曲げにくい。

痛みは無いのでプールで泳ぐが、まあ、づっとセーブしている。


明日は久しぶりに太陽が拝めるらしい。

さあ、待ち構えているのは残暑。

最後は、おまけで一発ドカン。

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夏は朝顔

2021年 8月 16日 新聞の追悼抄を読むのが好きだ。 

好きといっても、まったく知らない方のは、まあ、読まないが。

先日、マイケル コリンズの追悼抄を読んだ。

知らない人も多いと思う。 なにせ古い話だから。

マイケル コリンズは宇宙飛行士である。 人類初の月着陸を果たしたアポロ11号ミッションの一員である。

でも、残念ながら、本人は月に着陸しなかったので、歴史の影に埋もれてしまった、と言われている。


「いかなるトラブルであろうと、常に冷静沈着に事に当たり・・・」これは、まあ、宇宙飛行士に求められる資質の一つであるが、

その先に、

「彼を怒らせることは困難だった」と書かれてあった。


私は短気で、結構、感情が表というより、顔に出る。

それでも、ちんころ婆なので、手が出るということはさすがに無いが。


いやなんとなく、今の世の中、みんながすぐに怒るように思える。 

まあ、人の性格は簡単には変えることは難しいが、できるだけ、感情的にならずに過ごしたいと、

自戒を込めてそう思ったのでした。


酔芙蓉IMG_7532.JPG

今日は、小雨の降る中、金融機関に出かけ、美容院へ行って、小ざっぱり。 帰宅したらお昼。

母のリフレインワールドも、母が死ねば、もう聞くこともないのだと思うと、受け流せる。

朝顔IMG_7531.JPG

夏は朝顔。

今日は涼しいくらいだったが、まあ、これで終わることは無いと思う。



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真夏の百合

2021年 8月 15日 真夏に咲く百合を見た。 

空を見上げて強い雨に打たれていた。

気温は低いが、今日は8月15日である。 こんな真夏にとびっくり。

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昼食を作りながら、母に今日は終戦記念日だと言うと、

「堪え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」と抑揚をつけて玉音放送の真似をする。

お腹が空いてお腹が空いて仕方が無かった。 食べ物が無くてねぇ。

さらに話は続くのかと思ったら、やおら、

○×さん(母の大親友)が亡くなって、1年くらいかね? と聞くではないか!

お母さん、先月よ、まだ1月ぐらいしか経っていないのよ。


再び話を始める母。

神国日本必ず勝つ、神風が吹くってね、神風なんか吹かないし、戦争にも負けちゃったよ。


母の話を聞いていると、時間の感覚が麻痺してくるような気がする。

しかし・・・

耐えがたきを耐え、忍び難きを忍びって、現在に通じる。

パンデミックに耐えなければ・・・


***

プールの帰りに、横浜市長選挙の期日前投票所に寄った。

個人的には、反カジノだが、このように立候補者が多いと、票が割れて、現市長(カジノ推進)が当選するかもしれない。

それはそれで、仕方あるまい。


午後7時過ぎても、選挙カーが候補者名を叫びながら、通りを走り抜けていった。



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紅いゼラニウムは元気をくれる。

2021年 8月 14日 ピカソを知らない人は恐らくいないと思う。

一度も美術館に足を運んだことの無い人でも、或いは芸術家であることを知らなくても、名前は聞いたことがあるはずだ。

私は、実は、今でも、ピカソの代表的なキュビズム時代の作品のどこが良いのかわからない。

ピカソは作風を頻繁に変えたので、全部がそうであるとは言えないが・・・


それでも、ピカソは天才なんだと思った瞬間が私にはある。

3年くらい前、長谷川潔の版画を見に行った。 その美術館は版画だけの美術館である。

静かな、時が止まったような作風が好きだ。 

美術館のコレクション展示室を見ていて、足が止まった。

鳩の版画。 

非常に単純な作品で、黒の画面の中に白い鳩だけが浮かび上がっている。

それだけの作品なのに、目が釘付けになり、暫くの間その場を動くことが出来なかった。

ピカソの版画作品である。

立ち去りがたく、2度見、3度見と戻って、美術館を出た。


その日は長谷川潔を見に行ったのに、なぜか、ピカソの傑作を見たような気がした。

***

須賀敦子全集に、カラバッジョの作品を見て、「たった今、魂を揺り動かされたような作品に出合った」と書かれてあったのを思い出して、こんなことを書いてみた。

スリランカの思い出IMG_6118.JPG

IMG_6120.JPG

8月にしては、ムシっとするが、気温が低い。 現在は22度。

昨日もそうだった。 新聞に12日の稚内では、最低気温2度を記録したと書かれてあった。

私が利尻礼文に居た短い3日間は、とんでもなく暑かったのに。


夕食のテーブルについた母は、なんとチャンチャンコを着込んでいて、とてもびっくりした。

母のベッドの夏掛けにタオルケットを足した。


停滞する前線による大雨。

日々、最高を記録する感染者数。 

なんだか、今年の夏はため息ばかりが出るが、それでも、今日を無事に終えた。


外壁塗装塗装工事で覆いをされた玄関周りのゼラニウムが漸く、息を吹き返した。

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紅いゼラニウムは元気をくれる。



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珍しいお客様

2021年 8月 13日 今朝、ゴミ袋を2回に分けてゴミ置き場へ持っていき、ポストから新聞を取ろうとした。

足元の奥の方で何かがもそっと動いた。

えっ、何かいる?

身をかがめて、シダの根元をよく見れば、ヒキガエル。

うそっ、すっごい久しぶり。 生きているヒキガエルみたのは、四半世紀ぶりぐらい。

庭のガザニアIMG_7518.JPG

写真撮らなきゃ、と自室に取って返し、戻ったらヒキガエルの姿は無かった。

代わりに・・・

カマキリIMG_7523.JPG

そんなところでウロウロしていると、ヒキガエルに食べられちゃうよ。

昨日の苦闘の場 裏庭圃場IMG_7525.JPG

とりきれなかった小さな草は、いづれボウボウになるので、天気がよくなったら、除草剤の手を借りようと思う。

すごく疲れたし、(園芸用手袋をしていても)手が荒れた。


朝食時に母にヒキガエルの話をしたら、

庭にそんなのが居たら気持ち悪い、追っ払ってきて頂戴。

追っ払うもなにも、もう姿をくらましたわよ。 

ふっと、案外こちらが気が付かないだけで、夏になると、庭をのそのそと散歩しているのかもしれない、などと、ちょっと可笑しかった。



午後、新聞を読んでいたら、ワシントンポストの記事に、

One Ticket 、One  Mask、One  Vaccine Passport とあり、フランスで導入の始まったワクチンバスポートの記事を読んだ。

この標語はパリの電車の駅の標語である。

抗議デモにも関わらず、粛々と、問答無用*で進められているそうだ。

*(注)ワクチン接種をしない人は陰性証明書があれば、移動可能。

ただ、困ったことが1つ。 

すでにアメリカからの観光客を迎え入れているフランス パリ。

カリフォルニアから来たツーリストは、困惑顔。

カリフォルニアで発行されたワクチン パスポートが無効だそうで、72時間の滞在中に付き、1回は陰性テストを受けなくてはならない。

これは今後の課題とあった。


現在の日本の状況下では考えられないなぁ・・・



今日は筋肉痛がひどくて、なんとなく寝たり起きたりぼんやりと過ごし、

私はこんなふうに少しづつ年をとって、死ぬのだわ、などと思った。


須賀敦子全集3巻には手を付けていない。 彼女の享年は69歳だった。


記録 本日の収穫 ゴーヤ13号IMG_7524.JPG




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やると決めたら最後まで。

2021年 8月 12日 やると決めたら、最後まで。 現在の私のモットー。

キバナコスモスIMG_7519.JPG白くぼんやり見えるのは、タカサゴユリ。

明日の金曜日の大掃除を前倒した(妹との予定のためだが、先ほどキャンセルになったが)。

掃除を終えて、接骨院に出かけて、そのまま買い出しに出かけたら、12時を回った。

休憩なしで、くたびれた。


母は、遅いお昼の間中、何度も何度も、明日の妹との予定のことを繰り返し繰り返し聞く。

お母さん、もうこの話題は止めてくれないかしら、私だんだん不愉快になる。

リフレインワールドにうんざり。

ノラ黒猫IMG_7520.JPG

買い出しから帰宅したら、庭に大きな黒い塊が見えた。

なんだ、黒猫ニャン!

随分とくつろいでいるんじゃないかい?

IMG_7522.JPG

お昼の片付けと夕食の下準備を終えて、自室でやっと休憩。 


気温を見たら、27度。 今日しかないかもしれないと思った。

雨がぽつぽつと降りだした午後3時前、裏庭圃場に立った。



雨の中、なにもそこまで、と普通は思う。

が、それくらい、草草草の草むら。 今年何度目になるだろう?

かやつり草、ネコジャラシ、スベリヒユ、ヤブカラシ・・・

雨が本降りになりそうだったが、もう、戻れない。

インゲンを抜き、茄子を抜き、キュウリを抜いて、草むしりに没頭する。

左膝が曲げにくいため、づっと中腰態勢。

圃場に残したものはゴーヤのみ。

全身泥まみれ、ムギワラ帽子は雨に濡れてグニャグニャ。

自分でもよくぞここまで頑張ったと、そう思う。

裏庭圃場は小ざっぱり。



45リットルのゴミ袋4袋の草。 

茄子やインゲンは圃場に積み上げた。

そのまま出すと、ゴミ収集の方が困るだろうと思い、枯れて小さくしてからゴミに出す。

発泡スチロールの中の松葉牡丹IMG_7521.JPG

午後5時過ぎ、雨でぐっしょり濡れて、泥だらけの洋服を玄関で脱ぎ、今日は入浴した。

私が母に入浴するように勧めると、母は多分、私の機嫌を損ねたくなかったのだろうと思う。

これぞまさしく、忖度というものだろう。

素直に入浴。 洗髪をさせてもらい、足の爪を切った。

母の髪にドライアーをあてながら、洗濯。


もう、ヘトヘトで、珍しく、350ccのビールを飲んで、ヨタヨタしながら洗濯物を干す。

自室に戻って、歯磨きをしていたら、携帯が鳴って、明日はキャンセルになった次第。

(だったら、午前中もう少し、ゆっくりしたかった。)


今日は買い出しで、この夏、初めてトマトを買った。 冷凍庫のフルーツトマトは本日の夕食で食べきった。


今夏の収穫の総括(ゴーヤをのぞく)

フルーツトマト 大量。

インゲン 大量。

キュウリ40本

茄子55本  まあ、あまり大したことは無い。



本日の結論:私には、まだ、瞬発力はある。



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ネズミで始まり、牛で終わる?

2021年 8月 11日 こんなに暑くても、カレンダーの残りは、たったの4枚。

あっという間に秋風が吹いたかと思うと、師走になるんだな、などと、木彫りの帰り道を足早に家路に向かう。

夏場は、雨が降らなければ、庭の鉢植えの散水は朝晩2回が必須。

夕食の準備の前に終えなければならない。

思い出 スリランカIMG_6037.JPG

今年は何年だったっけ・・・

IMG_6007.JPG

そうよ、丑年よ。

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ネズミちゃんに始まり、牛ちゃんで終わればいいけどねぇ・・・


帰りの電車の中で着信音。 横浜防災メール。

救急要請急増につき・・・

はああ、ため息。

記録 本日の収穫 ゴーヤ11号、12号IMG_7517.JPG

木彫りの日は1日忙しい。 

今日は生徒は、私を含めて2名だった。

毎度のことながら直行直帰で帰宅したら、くたびれた。

今はせめて元気でいなくちゃね! 



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本のような美しい箱

2021年 8月 10日 2回目のワクチン接種をしたのは、7月8日だった。

その日は日記に書いたが、私は東京大規模接種会場で接種を受けた。 東京駅へ向かう前に銀座に立ち寄り、製本アーティストの展示会をのぞいた。

小さな作品を購入した。 その名も「本のような箱」。

何とも言えない可愛らしい模様とそのバランスの美しさに思わずため息がもれた。

以外にも、文庫本と葉書がほぼ同じサイズと聞いて、少し驚く。

さて、何をいれようか?

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コンパクトデジカメで自然光で撮影したが、うすいレンガ色が綺麗に出ない。

夜、自室のライトの明りで撮影すると、まだ、色が飛ぶような気がするが、自然光のよりも良いように思われた。

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なんとなく、思考停止状態になることが多い日々。

この箱を手に取り、何を入れようか、と、ぼんやりと想像するだけで・・・

気分はうっとり。

記録 本日の収穫 ゴーヤ 8,9,10号IMG_7515.JPG

冷蔵庫にすでに収穫したゴーヤが2本。 ご近所さんが食べて下さるということで、2本お嫁に出した。

嫁に出す前に記念撮影をすべきだったが、忘れてしまい、一番器量の悪い、残した1本のみ撮影。

今日は暑かったIMG_7516.JPG


今日は午前10時過ぎにはすでに33度を超えていて、お昼過ぎには37度と相成った。

風が強くて、2回に分けた洗濯物はお昼前に全部乾いた。


母は、やはり、戦時下の話をする。

蒸かし芋だけのお昼なのに、眼医者の息子(名前をしっかりと覚えている)は、リンゴに海苔を巻いて持ってきた話。


母の記憶の中で永遠に生き続ける思い出なのだろうと、思う。

思い出される方は困ったものだろうが・・・


明日は木彫り。



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綺麗な箱はまたの機会に。

2021年 8月 9日 激しい雨が止んだお昼、母は定番の戦争の話を始めた。

竹やりでアメリカ兵を突くなんて、爆弾1つで終わるんだから、馬鹿みたいだよ。

そうね、と相づちを打ちながら、後片付けをしようと立ち上がった。

悪いねぇ、なんか手伝おうかと母は言う。


シャワーを浴びさせた後には、おしりの褥そうに軟膏を綿棒で塗り、さらに今は、しつこい結膜炎のために、毎日朝昼晩3回、おしぼりをレンジでチンして顔を拭いて結膜炎用の目薬を点眼する。

おしぼりのタオルは1日3枚。 全部洗濯するのだ。

こうやって、少しづつ、母のケアが増えていくのだと思う。


あのねぇ、お母さん、顔ぐらい洗いなさよ。 

母は就寝前に1度歯磨きはするものの、自分で顔を洗わなくなって久しい。

こんなふうに暑い日が続けば、汗で顔も汚れるし、だから、結膜炎も治らないのよ。


あたしはあんたと違って汗をかかないんだよ!


2016年のスリランカの旅の写真。 懐かしい。

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今朝は南風を伴う激しい雨が午前11時ごろまで続いて、南側雨戸を開けることが出来なかった。

大雨警報が出たほどだった。

洗濯は部屋干ししたが、掃除は出来ず。 

なんとなく、私自身の調子も狂ったように感じてしまい、母に対してモヤモヤとする。

午後は自室で綺麗な箱を眺めた。 


明日は35度を超える猛暑だそうで、用心せねば。


追伸:綺麗な箱はまたの機会に。


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いつのまにやらヤマボウシの実が紅くなっていた。

2021年 8月 8日 雨が止んだ午後、4時過ぎにスーパーへ出かけた。

オイスターソースが切れていることを思い出したのは、お昼の仕度をしている最中だった。

雨が降る中プールに出かけたのに、なんで気が付かなかったのだろう、忌々しいと思った。

夕食のメインはチンゲン菜と豚バラ、トマトの炒め物で、オイスターソースが必要だったが、面倒で、保留にした。

庭の松葉牡丹IMG_7507.JPG

「フィレンツェの街を、用もなく歩くのが好きになった」というフィレンツェという須賀敦子の短いエッセイを読んだら、まあ、オイスターソースを買いに出かけても良いかな、と思った。

道すがら、ふと、頭上に紅いものが揺れるのを見たような気がした。

ヤマボウシの実がすでに紅くなっている。

ヤマボウシの実IMG_7506.JPGぶれぶれだが、実が紅くなっているのはわかると思う。

街の中を用もなく歩くということが、なかなか難しい昨今、せめて、気候が良くなったらウインドーショッピングをしながらぶらぶらと用もなく横浜の街を歩くことが出来れば良いが、と思う。

せめてせめて、これ以上、感染者数が増えないことを祈るのみ。

タカサゴユリIMG_7505.JPG

台風一過の、いまだ鈍色の空に迷惑な?タカサゴユリ。

涼しい日に抜いてしまおう。


スーパーから帰宅して、渋る母を説得して、シャワーを浴びせた。


須賀敦子全集2巻を読み終えた。


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沈まない私

2021年 8月 7日 水深が120センチのプールの底に落ちた耳栓をどうやっても拾えなかった私。

何度試しても、浮き上がってしまう。

今通っているジムができる以前、別のジムに通っていたころの話。 当時のブログに書いた覚えがある。

気の毒に思ったか、もしくは、そんなところで、もたもたしやがって、このくそ婆と思われたのか、男性が、いとも簡単に、耳栓を拾ってくれたことがある。


アーティスティックスイミングを見ていて、同じ人間とは思えんな、などと思う。

テレビBS1の4K画像IMG_7489.JPG

なんちゃって南の島に行った気分。

自室のライトを消して、テレビの画面をパチリ。

4K映像って本当に美しい。

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朝食時に母が、ゴーヤが大きくなっているから、雨が降ってくる前に取ってこいとうるさい。

昨日収穫をまよった物で、土地の境目に実をなしていて、見つけにくい。

良く見つけたじゃん! 

母を観察していると、1日どんよりとしている日もあれば、なんだか冴えているように見える日もある。

ゴーヤ7号IMG_7504.JPG

気が付けば、午後7時前には暗くなる。 日が短くなってきている、と思ったら、本日立秋。

暦の上では秋なんだなぁ、と思ったが、1日中どんよりとしていて、すごく蒸し暑かった。

今日はシャワーどうする?  止めておく、と母。 

昨日は洗髪もしたし、足の爪も切ったからね。 まっ、いいか・・・

庭のガザニアIMG_7502.JPG

庭の千日紅IMG_7503.JPG

収穫したばかりの束のアスパラガスを縦にしたまま茹でて、頭の部分がしなってきたら食べ頃、という「アスパラガスの記憶」という須賀敦子全集2巻の短いエッセイを読んだら、アスパラガスを縦にして茹でたことなんてないな、と、なんだか、うらやましく思った。

今日は久しぶりにプールで30分間のんびりと泳いだ。



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私とカジノ

2021年 8月 6日 私は煩わしいことが嫌いである。 出来得る限り避けたいと思っている。

そんな私が横浜市長リコール署名運動に参加したのには訳がある。

居住区内でしか署名活動は出来ない。

署名していただいても、そもそも横浜市議会は自民公明が半数以上を占めているのだから、林横浜市長をリコールさせようとしても、却下されることは、最初からわかっていた。

それでも、私は、近所を決して回らず、結果として3名しか署名を集められなかったが、自分の意思を通した。


私には客観的な意見はない。 ほとんど感情的主観である。

カジノというより、賭け事自体が蛇蝎のごとく嫌いなのだ。


IMG_0654 (2).jpg外壁塗装を終えた雨戸になぜか蝶。

以下書くことは、もはや禁忌であり、母が覚えているかどうかも不明であり、高級なメロンやブランドかぼちゃを送ってくれる従姉ともこの話題を口にしたことは無い。


武蔵小杉という駅を通過するたびに、複雑な感情が湧き上がる。

私の叔母の1人はこの地に嫁いだ。

かなりの資産家というより、土地持ちで、叔母が嫁いだ時には、すでに農業を止めていた。

アパートを数か所にもっていた。 その家の一人息子(叔父)はご多分に漏れず、放蕩息子だった。

叔母が嫁いだ時には一応、仕事はしていたが、どれも長続きはしなかった。

祖母が亡くなった時に、親戚一同が集合した際、ペラペラと饒舌な叔父を前にして、父が言った言葉が忘れられない。

「あ~いうのは苦手だ。」

バブル真っ盛りの時に、銀行がこの広い土地に目を付けた。 是非にもマンションにしましょう・・・

マンションが出来上がった時には盛大なお披露目会があり、私も母に連れられて、見に行った。


さて、バブルが崩壊するや否や、銀行が融資した金を全額返せ、と無理難題(叔母の言葉)。

叔母が身振り手振りで、私に、「銀行って怖いよ! 手のひら返すよ!」

当時の私は、一言も発せず、正直、この人は(叔母)は頭が変なのだと思った。


叔父という人は(他の伯母から聞いた話)賭け事が大好きだった。

買ったばかりの新車で競輪場だか、競馬場へ出掛け、大負けして、質屋通りで、その車を質草にしてお金を借りるという人だった。

私の考えでは、つまり、銀行と交わした返済計画をきちんと履行していなかったのだと思う。


家屋敷全部を銀行に取られた。 ここからは転がり落ちるように真っ逆さま。


叔母の息子は、性格?が父親譲り。 結婚して子供に恵まれても、仕事に就けども長続きせず。

結局、離婚となり、叔母夫婦と貸家で暮らすことになった。

ある日、「金づちはどこにある」と聞かれた叔母が場所を教えると・・・

叔母は金づちで殴られて軽傷。 叔父は片目を失明する重症を負った。


執行猶予だったらしいが、息子は精神疾患の施設に入所させられたということを母から聞いたのは随分前のことである。

叔母は離婚し、エレベーターの無いマンションの4階に独りで住んでいるらしい。

父の葬儀の時に会ったのが最後だが、叔母は私を避けたので、挨拶も交わさなかった。


個人の資質の問題と言われれば、にべもないないが・・・

将来、税収減少だろうがなんだろうが、問答無用でカジノは反対なのだ。

記録 本日の収穫 茄子50号とへぼ。ゴーヤ5号、インゲン少々IMG_7497.JPG



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蝉しぐれと選挙カー

2021年 8月 5日 ゼリーを食べ終わった母がぼんやりとした顔で私に聞く。

○○さん(母の大親友)さんは、生きているよね?

思わず、母の目をじっと見つめて、おもむろに口を開こうしたら、

そうだ、亡くなったんだ。 あんたがお葬式に行ってくれたんだ。

おかあさん、無事に89歳になったんだから、もう、こうなったら、目指せ90代だよ、○○さんだって、92歳まで生きたんだから。


今日は母の89歳の誕生日だった。

ノウゼンカズラIMG_7485.JPG

マリーゴールドIMG_7484.JPG

蝉しぐれを蹴とばすように横浜市長選挙の選挙カーがバカみたいに「コロナ撲滅」「カジノ反対」を叫ぶ。

最後に候補者名を連呼しつつ、向こうの大通りを過ぎ去って行った。

そうでなくても暑苦しいのに、うるさいなあ、と思った。

ミンミンゼミIMG_7487.JPG

ふと見れば、居間の網戸にミンミンゼミが。

窓開ければ、きっと、飛び去ってしまう、と思い、窓の内側から写真を1枚とって、静かに窓を開けたら、

果たしてぱっと飛んでいってしまった。


夏を満喫しているのは、セミぐらいのものかしら・・・



もうじき須賀敦子全集2巻を読み終える。


追伸:今日は、毎日全力で働いてくれるエアコン3台を掃除した。 




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今年の夏は辛い。

2021年 8月 4日 この数日づっと心にひっかかっていた。 思えば不思議な電話だった。

横浜市の開発計画で閉店せざるを得なかったお茶屋さん。 このブログのどこかに書いたが、配達専門でお店を続けていた。

少し前に電話がかかってきた。 「お茶を配達したいのですが」

お茶はまだあります、でも、200gお願いしようかしら。

「それでは、少し余裕をもって配達します。」


いつもなら、お茶の残量が少なくなってきた時点で、我が家の方から電話をしていた。 

向こうからかかってきたことは無い。

先ほど玄関チャイムが鳴った。 お茶屋さんだった。


「これ、甘い物ですが、よかったらお召し上がりください」と差し出されたのは和菓子の箱だった。

有難いですが、それでは、申訳ないです。 我が家のお茶はほうじ茶だから安いし・・・

和菓子を受け取りながら、支払いを済ませた。

「これが最後の配達になります。長い間ありがとうございました。」

えっ!!!

「息子が先日突然亡くなりました。 くも網膜下出血で49歳でした。」

「何もかもやる気がなくなりました。 長い間ありがとうございました。」

絶句して、言葉が出なかった。 頭の中では、ご愁傷様です、と言葉をかけろ、とわかっていても、そんな言葉は無意味な気がした。

ただただ、深く頭を下げて、見送った。


母にその話をして、和菓子を渡したら、

「逆縁は辛いからねぇ」と答えた。
 
ヒルガオIMG_7486.JPG

明日の母の誕生日祝を本日に前倒した。

今日は木彫りで、中目黒まで県境を超えた。 帰りにデパ地下で本物のお寿司を奮発した。

実際のところは、この暑さの中で、夕食の下準備をして出かけるのが億劫になったからだ。


もっと暑い夏を過ごしたこともあるのに、なぜか、今年の夏は辛い。


記録 本日の収穫 ゴーヤ5号IMG_7483.JPG


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C と H の間には、深くて暗い川は無い。

2021年 8月 3日 難易度Hと書いてあった。 体操競技の種目 床の演技。

いったい何時代の人なんですか、と問われそうだが、

ウルトラ Cっていう時代だったよ、私の時代は、と独り言ちた。

C と Hの間は、数十年ってとこでしょうか?

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暑くて目が覚めたら午前3時半だった。 エアコンは午前1時に切れるようにタイマーを設定している。

出窓と自室のドアを開けて風が通るようにしても、暑い。

結局、再びドアと窓を閉めて、エアコンを稼働させた。


今日は忙しく、利尻礼文の蔵出しスペシャル(っていうほどのものでもないが)
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午前9時半ごろまで、弱い雨が降っていて、洗濯物を室内干し、ざっと掃除をすませて、

母のクリニックへ直行。 

母の薬は35日分処方される。 まだ残り1週間分はあったが、クリニックは来週から再来週にかけて、夏休みになる。 今日、もしくは金曜日しかないと思った。

クリニックの処方箋薬局を後にして、接骨院で治療を受けて、買い出しに出かけて帰宅したら、12時少し前だった。

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暑い時期になると、母の十八番が始まる(戦時下体験)。

でも、今日は違った。

昔、母が40代後半ぐらいだったか、某デパートの食品売り場でパートとして働いていた。

休憩などで事務室へ入ると、よく、万引き犯の取り調べ?を目撃したという話。

警備員の人は、なんとなくわかるって言ってたよ(万引きする人)、と母。

へええ、と感心する私。

でも、なぜか、その後で、ポツリと一言。

〇さん(母の大親友さん)も遠くへ行っちゃったし、寂しい限りだよ。

(だったら、ちゃんとお別れすればよかったのに・・・)

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すべてを終えて自室に戻ったのは、午後2時過ぎ。

いつものように、ざっと新聞2紙に目を通して、須賀敦子全集2巻を読み進めた。


北の島のカモメって大きい。 翼を広げると、多分私の身長ぐらい。

黄色のくちばし、ピンクの足が可愛らしい。

大背黒カモメというのが正式名称。


階段をようやく降りられるようになった。

明日は、木彫りに出かける。

記録 本日の収穫 茄子53,54号、ゴーヤ4号IMG_7482.JPG



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コップ半分のビール

2021年 8月 2日 時折、鉛色の雲の塊が流れていく。 

どこか、そう遠くないところで雨が降っているような気がした。 それでも、実際に雨が降り出したのは午後4時を過ぎたあたりだった。

午前中の百日紅IMG_0650 (2).jpg

朝の家事やら雑事を終えて、曲げにくくなった左膝の治療に接骨院に通う毎日。

帰宅すれば、大体午前11時を回っている。 

明日は買い出しに行かなければならないので、午前中は吹き飛ぶ。

庭の千日紅IMG_7479.JPG

人恋しいというより、ただ、声を聞きたかった。

母と3時のお茶というより、水分補給を兼ねた時間の後に、電話で短い時間、話をした。

前回電話をしたのが、7月の中旬ごろだったと思う。 

電話をかけた翌日が、その方の2回目のワクチン接種だった。

やはり、発熱したそうで、最近まで体調が悪かったと聞いた。 

私が、日本でも来年の春に3回目の接種が始まるらしいと言うと、驚かれた様子だった。


イスラエルはすでに60歳以上を対象に3回目のワクチン接種を始めている。 ため息。

無事に過ごして、秋になったら、会えますように・・・

IMG_7478.JPG根絶やしにしたはずが、しっかり庭のあちこちで咲いている。

雨粒の音で、本を読む手を休めた。

須賀敦子が居たミラノには、私は観光客として、ほんの短い時間しか滞在したことが無い。

私の中では、世界の最高峰のファッションの街ぐらいの認識である。

1960年代のミラノは、恐らく、私の知っているミラノよりずっと静かだったろうと思う。

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雨が止んだころ、玄関の開閉音がした。

午後5時頃、階下に降りたら、夕刊がキッチンテーブルに置かれていた。

珍しいことに、母が外へ出たのだ。


夕食前に、入浴ではなくてシャワーを母にすすめたら、素直に応じた。

ビールでも飲もうかね、と母が言う。

コップとビールを冷凍庫に入れて、夕食の仕度。 


母はコップに半分ほどのビールを飲んだ。



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涼しげな人にはなれない。

2021年 8月 1日 日本人の平均寿命がほんのちょっぴり延びて世界トップクラスになった、という小さな記事を読んだ。

統計に香港が入っていないので、暫定的ではあるものの、女性は世界1。

男性は世界2位である。

ちなみに香港が入れば、女性は2位で男性は3位となるらしい。

美しい窓辺IMG_7466.JPG

母は8月5日に89歳になる。 平均寿命を超えた。

寝たきりではないものの、最近は1日の大半をベッドで過ごす。

排泄以外に歩くことがないせいか、最近は食欲も落ちた。


私が15歳の時に祖父(母方)が亡くなった。

喫煙の習慣がなかったものの、肺がんになり、最後は自宅で家族に看取られた。

庭が見たいという祖父を椅子を外に出して座らせていたら、

たらたらとおしっこが流れる。

それを見た母は、本当にもう駄目なんだと、そう思ったそうだ。


昨晩、母を入浴させて、エアコンの効いた寝室で、褥そうの薬をつけていた。

母がクシャミをするや否や、おしっこが・・・


ふと、そんな事を思い出した。

老いるということ、死ぬということは、つまりそういうことなのかもしれない。

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須賀敦子全集2巻を読み進めている。

1巻もそうだったが、2巻も同様に、常に死のイメージが付きまとう。

なんだか、そんなことを今日はつらつらと思う。


私は汗かきなので、夏が苦手である。 どうあがいても、涼しげ人になれない。

早く涼しくなると良い、などと思いながら、今日は8月1日になった。




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