みんなすべて思い出の中

2020年 4月 14日 午後7時のニュースで、館林のツツジが見ごろと報じていた。

「行ったよね、雨の中」と母。

およそ25年以上前、日帰りバスツアーに乗って父母と3人で館林のツツジを見に行った。

ちょうど、今日みたいな雨がそぼ降るあいにくの天気だった。

「あんたが来るから雨なんだよ」と散々母に文句を言われた。

当然ながら3人参加なので、私のバス席の隣は見知らぬ男性一人旅の方で、その方が、ボソッと一言。

「これくらいの天気が丁度いいんですよ」と言ったのを覚えている。

みんなすべて思い出の中。

今日の庭のアネモネIMG_6658.JPG

庭のアネモネは、実は、未だ咲いている。


今日は1年2か月ぶりの木彫り教室だった。

中目黒駅前はほとんど変化が無かった。 

教室は入り口に検温器、机はアクリル板で囲まれていた。 人数はいつもの半分ぐらいだった。

帰りの午後4時半ごろの横浜駅がかなりの人出で驚く。


今日は手を抜いた。 お夕飯はレトルトカレー、温めている間にトマトとアボカドのサラダを作って終わり。

久しぶりの木彫り教室、リズムかもしれないが、今日はひどく疲れた。

倒れそうなくらい、疲れた。

駅前公園IMG_6657 (2).JPG

神奈川県も新規感染者数が200人を超えた。 これでマンボウになるんかい?



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予定は未定、決定に非ず。

2021年 4月 13日 固定電話を持つ意味を最近、考え込んでしまう。

固定電話には母の知人や母の妹が電話をしてくるので、留守電にしていない。 母が嫌がるのだ。

いつもの1日で終わるはずが、午後3時ごろの電話で不愉快になった。

あの無礼な、外壁塗装のホー〇テッ✕から、また電話があった。

問答無用で電話を切った。

外壁塗装の訪問或いは電話勧誘は詐欺である、というのが私の自論。

それはそれで終わりなのだが、本来なら3月に外壁塗装工事を終える予定だったことを思い出して、ため息が出た。

物事は思い描いたようには進まない。


さて、今日は、午前9時前から弱い雨が降ったり止んだり。

昨日の買い出しでバターを買い忘れた私。 傘を持たずにひとっ走りスーパーへバターだけを買いに出かけた。

それで、写真がすべてピント外れ、ピンボケ。 

コンパクトデジカメなんだから、馬鹿でもちゃんと写ルンです、のはずなんだけどね。

素晴らしい写真は他のブログでご覧あれ!

シャクナゲ&ハナミズキIMG_6652.JPG

こういう写真を見ると、つくづく急がば回れっていうことわざを思い出す。

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完全なる球形と思ったが、ピンボケ。

本日の庭のクレマチスIMG_6654.JPGこれはましだが、別に面白くもなんともない。

横浜市の高齢者のワクチン接種は、どんなに早くても5月にずれこむ。

6月までにすべての高齢者の接種を終えるっていう政府の方針は甘いよ。

3月1日に配布された区の公報では3月下旬から接種券郵送予定って書いてあった。

予定は未定、決定に非ず、っていうのが日本政府の方針だわさ。



スナフキンに遺伝した父親ヨクサルの物の考え方。

ものごとはつきつめて考えない方が良い。

その通りである。 



明日は1年2か月ぶりの木彫り教室。


追伸:ムーミンパパって捨て子だったって知らなかった、というより記憶が無い。


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なんとなく、そんなことを思い出した。

2021年 4月 12日 記念日を迎えることが出来なかったのだと思った。

直近の誕生日などの記念日をクリアできる重病者の多くは女性である、という統計による研究結果というのを大昔に読んだ覚えがある。

なんの話かというと、イギリスのフィリップ殿下の話。

あと2か月、つまり6月に100歳の誕生日を迎えるはずだった。

女性は粘り、男性は力尽きるのかしらね・・・

紫蘭IMG_6635.JPG紫蘭が咲き出した。

掃除機をかけていたら、母が庭から呼ぶ。

「草むしりしてたんだよ。ゴミ袋持ってきて」手には(花の終わった)ムスカリの束。

血圧が急上昇するのを感じたが、大きくため息をついた。

お母さん、それはムスカリっていう青い花が咲くのよ。 球根はお金を払って買ったのよ。

掃除を終えて、ムスカリの球根をまた土の中に戻した。

母に捨てられた花々が走馬燈のようによみがえる。

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今日は買い出し日。帰宅してから、庭の蕗を摘んだ。 茎はまだ細い。

茹で上げて、皮をむき、だし汁で炊く。 正直、見栄えのする料理ではないが、手間がかかる。

ほろ苦いが美味しい蕗の煮物の出来上がり。

蕗緑IMG_6648.JPG

新緑はどれも美しいが、私が特に好きなのは柿の葉新緑。



夕方の庭が綺麗なのだ。

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オダマキは自生なので、毎年同じところに咲くこともあるが、そうでないことの方が多い。

今年はこんな玄関前の砂利の中に大きな株が育った。

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私は・・・

「渡る世間は鬼ばかり」が大嫌いだった。 

母はいかなる時でも放送中はテレビの前に座りこんでじっと画面を見つめていて、父は私になんであんなものが面白いのかわからねえ、とよく愚痴をこぼしていた。

ちなみに、「北の国から」も見たことが無い。

まったく興味が無かった、というより今でもない。 

変人かしらね?

なんとなく、訃報からそんなことを思い出したので。



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見上げればハナミズキ、足元にはタンポポ

2021年 4月 11日 見上げれば、ハナミズキ。

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足元にはタンポポ。

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過ごしやすくて、新緑が目にもまぶしい良い季節なんだけど・・・

4月に入ると急激に紫外線が多くなる。

日焼けは禁物、シミの元。 

普段だったら・・・

帽子かぶって、サングラス。

でも、コロナ禍の中ではこれにマスクが必須。

通りの建物のガラス窓に写り込んだ自分自身をふとした時に目にすると、

何だありゃあ? ギョッとしてゲッとなる。

八重桜IMG_6625.JPG

ジャーマンアイリスIMG_6606.JPG

駅前公園ではジャーマンアイリスが咲いていた。

今日もいつもの毎日。

でも、母を入浴させて、洗髪が出来たので、ちょっと幸せ。

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庭のクレマチスは上の段の蕾がたくさん咲いている。

日当たりが悪い下段はこれから。



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つくづく1日終わったと思う

2021年 4月 10日 神奈川県も危ないな・・・

写真は昨日の散歩の時のもの。

ムギナデシコIMG_6618.JPG

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♪ツタのからまるチャペル♪はポエムになるが、草がはびこる庭は(裏庭圃場)、考え物だ。

あっという間に荒地になる。

庭の木瓜は新芽をのばし、遠くから見るとお化けの様子。

今日は午後から庭に出て、木瓜を短く刈りあげて、裏庭圃場で草むしりに励んだ。


今日を過ぎれば、冬物は全部しまっても大丈夫という昨日の天気予報を思い出した。

空気がひんやりとした午前中、残した冬物のカーディガン3枚とセーターを手洗いして、アイロンをかけて陰干しにした。

こんなことで、午前11時を回った。

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カリフォルニアポピーと矢車草が綺麗だ。

昨日、散歩をしていたら、公園入口に○×造園の車が停車していた。

こんなふうに花が一斉に咲きだすと、その色彩の絶妙さに、プロの腕を感じる。

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今日は、草むしりを終えてから、プールでひと泳ぎした。

母と夕食を終えて、キッチンを片付けると、つくづく1日終わった、と思う。


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めそめそと私

2021年 4月 9日 朝食の時、ブロック塀につたわり始めているのが、ヤブカラシだとすぐにわかった。

その名の通り、ヤブを枯らすぐらい旺盛な繁殖力を持つので、そのままにはしておけない。

まずは抜いてから掃除を始めた。 

そういえば、去年は緊急事態宣言下、草むしりに励み、ヤブカラシと対峙した。


甥っ子1号の子供の誕生日お祝い(洋服)を郵便局から送って、そのまま短い散歩をした。

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街路樹のハナミズキも満開。

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なんとなく、こんなこと(散歩)をしてはいられない、みたいな気分になって自宅に戻り、休憩を取ることなく、衣替えに取り掛かった。

最近、思い立つとすぐにしなければ気が済まない、或いは、前倒すことが多いのは、年のせいだろうか?


庭のクレマチスが2輪ほど咲き出した。

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羽化した蝶みたいに、これから風車のように花びらを広げ、濃い紫色の花となる。


ムーミンは第6巻へ入った。

5巻での冬眠中に目が覚めたムーミンの話より、犬の「めそめそ」の話を何度も何度も読んだ。

狼に憧れ、狼と友達になりたかった犬のめそめそは、仲間になるどころか、敵視され、身の危険さへ感じる。

そこへ、ラッパを吹きながらスキーで快走しながらやって来るヘムレンさん。

ヘムレンさんは変わり物で、冬のムーミン谷では歓迎されないが、本人は気にも留めない。 

「こんなところで僕を待っていてくれたの?」とめそめそに声をかける。

めそめそは、それが一番正しいことだと悟って、彼と一緒におさびし山へ行くことにする。


めそめその私にも、ヘムレンさんが現れてくれないだろうか、などと思った。


夕食の1品に新じゃがとソラマメでポテトサラダを作った。

母が珍しく完食した。


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失くしたお守り、「失われた時をもとめて」ごっこ。

2021年 4月 8日 思い出した。 

旅の最初の日、つまり4月1日、ホテルに戻って、ああくたびれたと、テーブルにサコッシュを投げ出した。

内ポケットにお守りと鍵を入れていた。 そのお守りが無くなっていたのだ。 2月だったか3月だったか遅い初詣の時に頂いてきたばかりだった。

一気に気分がどよ~んとして、母になにかあったのかと不安で一杯になり、すぐに携帯を手に取ったが、

でも・・・

お守りなんだから、それを失くしたということは、そのお守りは、とりあえず、役目を終えたのではなかろうか、などと勝手に良い方向に考えた。 電話もしなかった。

ナガミヒナゲシIMG_6607.JPG

洗面所の排水口に黒い極小の点がぽつぽつ。 先週は木曜日に出発したので、金曜日の大掃除をスキップした。

今日は明日の大掃除を1日前倒し、ピカピカに掃除を済ませ、ついでに床をふいたら、すごく気分がすっきりした。

旅から帰宅したら、包丁研ぎサービスの葉書が来ていて、掃除終了後、スーパー入り口まで出かける。 

お昼はプチナイフを使用した。


本日の庭の花雄姿

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ツツジIMG_6602.JPG

ドウダンIMG_6609.JPG

チューリップIMG_6603.JPG

そうそう、やってみました。 「失われた時を求めて」ごっこ。

ヴェルデュラン婦人、のちのゲルマント大公妃は、頭痛の特効薬として、カフェオレにクロワッサンを浸して食べた。

なんて素敵と思ったが、結論、美味しくないし、食べにくい。

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向こうは海、芝生にセキレイ

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朝は朝刊も届けて頂けるので、出かける前はゆっくりと過ごした。

短い旅の間、平均で1日に1万3千歩ほど歩き、夜は午後9時にベッドに入るという夢のような時を過ごした。

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さて、新しいお守りを再度いただくべきなんだろうか?


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バスローブと老眼鏡

2021年 4月 7日 自宅の浴室では起こりえない。 なぜなら、自分で起き場所を決めているから。

ホテルの浴槽でほっとため息をつき、さて、髪を洗おうとして、気が付く。

アメニティーで置かれているシャンプーとコンディショナー、ボディーソープの区別がつかない。

老眼が進んで、老眼鏡なしでは、どれがどれだかさっぱりわからぬ。

で、こんなときこそ、バスローブの出番である。 

よっこらしょ、と浴槽から出て、やおらバスローブを羽織り、老眼鏡を取りに行く。

自宅でバスローブを羽織る習慣のある人ってどれくらいいらっしゃるのだろう・・・

夕方の庭 オダマキIMG_6598.JPG

いつもの日々。 洗濯してお布団を干して掃除してご飯作って1日が終わる。 

夕方庭に出たら、昼間よりなんだか綺麗に見えた。

ボロボロな山吹IMG_6600.JPG

ギボウシの中のハナニラIMG_6599.JPG

丸亀はうちわの生産地。 実は、うちわではなくて扇子があったら買おうと決めていた。

長らく使った扇子がボロボロになり、そろそろ変えようと考えていた。

売ってました。 ただ、見本が無かった。 小紋柄と書かれている1本を買ってホテルで開けてみて笑ってしまった。

うどん模様の小紋柄。

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正しい選択だったと思う。



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旅の思い出 猪熊弦一郎美術館とPASMOと私

2021年 4月 6日 午後4時前、母にプールに行ってきますと声をかけたら、

「わかりました。すぐに庭の植木に水をやります。」と母は答えた。

完全に寝ぼけていると思い、静かに玄関の鍵をかけた。 今日は寒い。

そんな母だが、今朝は、私に、もうじき固定資産税の通知が届くから払ってきてほしいと、そう言った。

何もかも忘れているわけではない。

椿IMG_6544.JPG四国村で。 椿が綺麗だった。

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高松は暖かいせいか、ジャーマンアイリスも満開。

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猪熊弦一郎美術館

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藤田嗣治との間で交わした書簡が面白かった。 内容も笑ってしまうくらい楽しいものだし、挿絵?も素敵だった。

藤田は随分と猪熊さんを気に入っていた。

瀬戸内レモネードIMG_6565.JPG

ミュージアムカフェで休憩。 ぼんやりと外を眺めていて、あっ、あれはイサムノグチの作品だと気がついた。

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あの卵石の小型バージョン。 猪熊さんとイサムノグチはほぼ同年代。 面識もあった。

藤田は終戦後、日本を捨てざるを得なかった。

イサムノグチは日本語は片言しか話すことが出来なかったが、戦争中は、日系移民収容所に入れられた時期があり、ご苦労であったろうな、などと思ったが、日本にも居を構えたが、ホテルに置かれた追悼文集の書籍によれば、どこにも帰属しなかった、と書かれてあった。

コスモポリタン。


猪熊さんが亡くなられた時は私は36歳。

イサムノグチが亡くなられた時は私は31歳。

当時は全然知らなかった。 私の30代って、いったい何をしていたんだろう、などと思う。

ただただ、真面目に働いていたんだ。


閑話休題: 

高松では、JRも琴電もバスもPASMOが使えた! 

実は去年の9月、丸亀駅で私は券売機の前で途方に暮れた。 どうしてもわからない。 普段、パスモでピッとやるだけで電車に乗っていたので、複雑な?券売機の前で困った(新幹線のチケットも買えるやつ)。

つくづく、世の中便利になると、人間は、というより私は退化した、と思った。

丸亀駅改札IMG_6571.JPG

どうよ、これでピッよ。

高松空港リムジンバスで、チケットを買うの忘れたと言ったら、交通系ICカードないの?と運転手さんに言われて、パスモしか持っていないと答えたら、使えるよ、と言われてびっくら。

高松で使えるのだから、多分、日本中使える?



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高松 アートな旅 四国村&猪熊弦一郎美術館 (4月2日)

2021年 4月 5日 午後になると急にひんやりとしてきて、午後4時の気温はなんと12度しかなかった。 春の天気は悩ましい。

3日見ぬ間の桜ならぬ庭。 高松から帰宅した4月3日、すでに庭ににはオダマキの花が咲いていた。

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さて、旅の話。

4月2日の朝IMG_6504.JPG

ホテルの部屋のベランダでゆっくりと朝食を取り、10時に四国村へ向けて出発。

なぜ、栗林公園や金毘羅さんに行かないのか、と問われても、まあ、食指が動かないとしか答えられない。

前回去年の9月の旅同様、四国村を訪れた。

四国各地から集めた建造物を移築してある。 管理もきちんとされていて、静かでゆっくりとした気分に浸れる。

ただし、ここも山なので、上りが続く。

吊り橋IMG_6512.JPG

砂糖の倉庫だったか?IMG_6527.JPG

イタリア アルベロベッロの建物に似ている、と、いつもそう思う。

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重要文化財には、こうして、花が必ず生けられていて、今回も前回同様、スタッフの方が、お花を生けておられて、お邪魔しないように眺めた。

四国村の上には小さいが、安藤忠雄が設計したギャラリーがあって、こじんまりとはしているが、なかなか面白いコレクションが展示されている。

でも、見ものは、このギャラリーの水景庭園。

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少し前は山の斜面に水仙が圧倒的に咲き誇っていた、とホテルの方から聞いた。

訪れた時には、チューリップが満開。

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でね、お昼を去年と同じところで食べた次第。

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ぶっかけうどん 510円也IMG_6555.JPG

天ぷらや卵は要らないの?って、聞かれたけれど・・・

いいえ、これで十分と答えた。


のんびりと、無人駅に向かって花見をしながら歩いて、琴電に乗って、「築港高松」駅へ戻る。

「築港高松」はつまり、琴電の高松駅で、JR高松駅には徒歩3分ぐらい。

で、JR予讃線に乗り換えましてね、丸亀駅へ向かったのでありました。

大好きが止まらない、猪熊弦一郎美術館へ向かったのでした。

長くなるから、明日にする。


帰宅した4月3日に母を入浴させてよかった。 昨日はプールの帰りに自宅を通り越して、農協へ向かい、タケノコを買い、夕べはタケノコご飯を作った。

高松で白アスパラやソラマメなど、美味しい物をたくさん食べたので、せめて母にも春の味覚を楽しんでもらいたかった。

今日の母は寒の戻り?で、こたつにとっぷり。


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アート旅 4月1日 イサムノグチ庭園美術館

2021年 4月 4日 東京都庭園美術館で4月の後半からイサムノグチ展が開催されることは最初から知っていた。 それでも、それを待つ、という気持ちは無かった。 ただ、現地で見たかった、というのが理由。

イサムノグチ庭園美術館は、コロナ以前から開館日が週の半分くらいしかない。 季節によってもスケジュールが違うので要注意。 同じくコロナ以前から予約が無いと入れないという敷居の高い美術館だ。

予約をしたのは、今年の1月。 第1希望は4月1日の午後1時。 その時点で4月1日はすでに予約が満杯(午前10時、午後1時、午後3時の三回)だと言われる。

それでも、コロナの第3波の影響でキャンセルが出たという連絡があり、午後3時の予約が可能になった。

その時点でフライトは朝2番だったので、どこかで午前中を有意義に過ごすつもりだったが、フライトは結局、欠航になり、午後1時過ぎに到着の便に相成った。

いづれにしろ、もし1時の予約が取れていても、無理だったな、とは思った。


車でなければ、アクセスは面倒である。 

バスを乗り換えて、徒歩7分コースか、バスから電車に乗り換えて徒歩20分で行く方法しかない。

バスの乗り継ぎに29分間あり、結局、バス電車のコースを選んだ。

紙の地図とグーグルマップの両方を使って、順調に「ここから徒歩7分」のバス停までは到着した。 その後迷う。

近くの石材店に飛び込んだ。 仕事中の手を止めて対応してくれた男性。 地図を見ながら・・・

「確かに、この近くってことは間違いない。が、俺は聞いたこともねえし、見たこともねぇから、知らねえんだ」

困惑して、イサムノグチ庭園美術館へ電話を入れた。

今、○×石材店の前なのですが・・・

「ここは石の街です、石材店はたくさんあります。 ナビできませんから、とりあえず、バス停まで戻って電話をください」

って、どう考えても、1分間に80mを歩くのが標準だとしても、560mも戻るのかと思ったら、泣きそうになった。

と、そこへ、車が1台、スピードを落として近づいて来る。

「乗りなさい!、イサムノグチでしょ?」天の声かと思ったくらいだ。 電話を一旦切って乗り込んだ。

お孫さんを連れたご婦人で、その方も迷って車でぐるぐるしていたそう。 無事午後3時前に到着する。 

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屋外の庭園美術館なれど、ここは厳しく撮影禁止。 唯一撮影を許された場所がここ。 イサムノグチのオリジナリティを保護するために、撮影は全面禁止。

この石壁の向こう側が通称「まる」でアトリエと作品が並べられている。 

この庭園美術館は3つに大きく分けられる。

「まる」

「イサムノグチの自宅」外側から眺めるだけ。

「山の上」切り出した石階段を上って山の上のから風景を含めて(借景)作品を眺める。


学芸員の説明によれば、イサムノグチという人は自分の作品を置く場所、或いは置かれる場所に強いこだわりがあり、絶対に妥協しなかった。

確かに、「まる」内の作品は絶妙な配置で、青く芽吹いた大きな柳の枝の間から眺める景色は素晴らしかった。

ウグイスが鳴き渡る。

好天に恵まれて幸運だったが、ここは悪天の場合は足元が悪くなるので、開園日でも閉鎖になる。 石階段は滑りやすい。

足腰に問題のある方は登れないと思う。

登り切って左側は、小石で川の流れを表し、最後は大きな石で滝で終わる。 右側には金属で作ったモニュメントと卵の形のような大きな石が置かれている。

素晴らしい景色が全面に広がり、一見の価値は十分すぎるほどだ。

卵石の脇に水仙が1輪咲いていたのに強い印象を受けた。


公園IMG_6503.JPG

山を下りる時は石階段は危険なので、公園を見下ろす遊歩道を降りていく。 ちなみこの公園も作品であるが、撮影可。

この縞模様で正円の作品が横浜美術館では常設展示になっていた。

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ここがチケット売り場で、ショップであり、休憩所である。 自販機が見えないところに設置してある。

イサムノグチ自身は、ニューヨーク、ベネチア、高松に自宅があり、実際のところ、高松で滞在するのは季節の良い数か月程度で、世界中を飛び回っていた、と説明を受けた。


あの有名な「エナジー ヴォイド」は自然劣化を防ぐために、「まる」内の蔵の中に設置されていた。

その大きさにも圧倒されたが、不思議な魅力を放つ。 

エナジーで虚、エナジーで空、エナジーで無っていう意味なのか、虚のエナジー、空のエナジーなのか考えたが、わからない。

迷った道で咲いていたIMG_0609 (002).jpg

車に乗せてくださったご婦人は、ご親切にも、ホテルが高松中心地なら、送ってくださるとおっしゃってくださったが、私の宿泊地は逆の方角で、丁寧にお礼を言ってお断りした。

香川に嫁いでこられたそうで、香川は素晴らしいところだから、十分に楽しんでね、と言われて、お別れした。

この日歩いた歩数、約1万3千歩。 ホテルに到着して通された部屋は偶然、去年の9月と同じ部屋。

室内に置かれた、イサムノグチへの追悼文を集めた書籍に目を通していたら、ニューヨークで亡くなったイサムノグチはあの卵石の下で永遠の眠りについたと書かれてあって、1輪の水仙の意味を理解した次第。


閑話休題: 水泳の池江選手、おめでとう! 

今日、プールでつくづくショックなことがあった。 どうしても書きたいので書く。

キャップを被り、ゴーグルをつけて(いつも泳ぐ)コースに向かおうとしたら、なんだか喚きながら小走りでやってくるご婦人。

ひどく慌てたご様子で、喚く。 「あなたっ! 水着の下を忘れてる! はいていない!」

最初は意味が分からなかった。 ひどく興奮している。 ようやく、彼女は私がノーパンであると注意しているらしい。


落ち着いてください、説明します。

これはタンキニという水着です。 ツーピースです。 上は模様が入っています。でも、下は黒いパンツ型の水着なのです。

お腹の部分をめくって黒い水着を見せて、ついでに水泳用下着もきちんと着用しています、とゆっくりと説明した。

ひどく困惑した顔で、「ごめんない」って、もう、1年間もこの水着でプールで泳いでいるけど、ノーパンに見えるとは思ってもみなかった。

というより、ノーパンで泳ぐ人っているんですか?

とんでもない見間違いで、失礼だよ。 

あたしはそれほど狂っていないし、馬鹿でもない。

本日の庭 グループ2のチューリップ満開IMG_6590.JPG

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ハナニラIMG_6593.JPG

ハナニラの英名って、スプリングスターターなんですと。 なるほどねぇ。

母は土産の栗林栗饅頭をほおばって機嫌が良い。

長くて済まない。


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春の旅は高松から。

2021年 4月 3日 午後4時過ぎに無事四国高松から帰宅。 母も元気で安堵する。

いざ帰らむIMG_6573.JPGちんちくりんのおばさんは、やがて、もっとちんちくりんのお婆さんになるのでした。 さあ、チェックアウトするぞ、と思ったら、スリッパはいていた。

新緑がこれほど見事だと思ったことは初めてだ。 横浜で見る新緑は街路樹や公園の木ばかりである。 

高松の山々が様々な緑に覆われている。 それは単に緑ではなく、若草色やウグイス色、萌黄色など、山肌がパステルカラーで覆われる。

そのところどこに山桜だろうか、うすいピンク色がポッチと見えて、本当に美しい。

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桜は満開の少し後ぐらで、散るを堪えるような感じすらした。

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この2年間の春のことを考えると、なんともいえない気がして、少しばかり感傷的になり、

芭蕉の句を思い出した。

「さまざまのこと思い出す桜かな」


今回の度の目的はイサムノグチ庭園美術館へ行くことだった。

またまたフライトの欠航で悩まされたが、天気に恵まれて良い旅が出来た。

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若いころは最強の雨女だと家族からも友人からも疎まれたが・・・

人生下り坂晴れ女万歳である。

今日は、写真の整理も出来ず、とても疲れたので、これで終わり。 


なんだか、とても面白くて、とても楽しくて、とても美味しかった。



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