リネンと私
2021年 1月 20日 寒いキッチンで天ぷらをあげていたら・・・
一杯飲もうかねぇ、と母が居間から顔を出した。
今日は機嫌が良いな。
先週の土曜日に洗髪入浴して以来、母は風呂に入っていない。
午後3時ごろから浴室の換気扇暖房を入れて、居間はエアコンとストーブをつけて母を入浴させた。
身体を洗って、頃合いを見計らい、洗面所でバスタオルを広げて待機。
母をバスタオルにくるんで、居間へ導く。 洗髪は出来なかったが、それでも安堵する。
大寒の今日、よく入浴したな、と思う。
庭
今日は1日中、自宅敷地外へは一歩も出なかった。
いつもの1日なので、実は書くことも無い・・・
今月のお買い物の話でも。 リネンシーツを買った。
私は冬場、アッパーシーツを使用する。 アッパーシーツ、知らない人はググってください。
長らく使用していたものが薄くなって、ついに、裂けてしまった。
なかなか気に入ったものが見つからなかったが、ひょんなことから見つけた。
去年湯たんぽを買ったフィンランドのテキスタイルの製品。

使用前に洗ってください、と書かれてあって、シーツ単品で洗い、ベランダに干して、リネンウオーターをスプレーした。
アイロンかける前
冬場は暖かいし、第1に掛布団カバー、或いは毛布など頻繁に洗う手間が省ける。
今日はこれだけでなんだか、幸せな気持ちになった。
部屋のカランコエ
さて、「失われた時を求めて」最終巻 第14巻を読み始めているのだが、
第1次世界大戦をはさんで、「私」は二度目の療養生活からパリに戻り(病気は不明)、約20年の月日を経て、久しぶりにサロンへ出向く。
かつての名士たちのあまりの変貌ぶりに驚愕する。 変貌と言っても、なにせ20年間の時を経たのだから、
当然ながら、鬼籍に入った人もいるし、皆年を取っているわけで、その風貌の変化を、実にまったく辛辣に、かつ、プルースト独自の美文調で延々と述べる。
中には(その変貌ぶりを)昆虫の変態のようだ、と例えていて、笑ってしまう。
かく言う本人である「私」も年を取った訳で、それを重々承知の上で、自分はまだ若く変わっていないと思っていたことに、おののく。
まあ、「私」つまり、プルーストは、私同様、生涯独身者で子供も孫もいないわけで、心情は理解できなくもない。
訳者の吉田一義による注釈によれば、プルーストは男娼館に出資していた。
おまけに警察のガサ入れに遭い、その時の連行?逮捕者?のリストにプルーストの名前が実際にあるのだそうで、おやまあ、などと思った。
私? 私にはさすがに警察に連行されたことも無いし、逮捕歴も無い。
昨晩は、テレビボードを検索していたら、あっという間に午後11時を回っていた。
なんだか、めんどくさくなり、テレビはとりあえず生きているので、暫く様子をみることにする。

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一杯飲もうかねぇ、と母が居間から顔を出した。
今日は機嫌が良いな。
先週の土曜日に洗髪入浴して以来、母は風呂に入っていない。
午後3時ごろから浴室の換気扇暖房を入れて、居間はエアコンとストーブをつけて母を入浴させた。
身体を洗って、頃合いを見計らい、洗面所でバスタオルを広げて待機。
母をバスタオルにくるんで、居間へ導く。 洗髪は出来なかったが、それでも安堵する。
大寒の今日、よく入浴したな、と思う。
庭

今日は1日中、自宅敷地外へは一歩も出なかった。
いつもの1日なので、実は書くことも無い・・・
今月のお買い物の話でも。 リネンシーツを買った。
私は冬場、アッパーシーツを使用する。 アッパーシーツ、知らない人はググってください。
長らく使用していたものが薄くなって、ついに、裂けてしまった。
なかなか気に入ったものが見つからなかったが、ひょんなことから見つけた。
去年湯たんぽを買ったフィンランドのテキスタイルの製品。

使用前に洗ってください、と書かれてあって、シーツ単品で洗い、ベランダに干して、リネンウオーターをスプレーした。
アイロンかける前

冬場は暖かいし、第1に掛布団カバー、或いは毛布など頻繁に洗う手間が省ける。
今日はこれだけでなんだか、幸せな気持ちになった。
部屋のカランコエ

さて、「失われた時を求めて」最終巻 第14巻を読み始めているのだが、
第1次世界大戦をはさんで、「私」は二度目の療養生活からパリに戻り(病気は不明)、約20年の月日を経て、久しぶりにサロンへ出向く。
かつての名士たちのあまりの変貌ぶりに驚愕する。 変貌と言っても、なにせ20年間の時を経たのだから、
当然ながら、鬼籍に入った人もいるし、皆年を取っているわけで、その風貌の変化を、実にまったく辛辣に、かつ、プルースト独自の美文調で延々と述べる。
中には(その変貌ぶりを)昆虫の変態のようだ、と例えていて、笑ってしまう。
かく言う本人である「私」も年を取った訳で、それを重々承知の上で、自分はまだ若く変わっていないと思っていたことに、おののく。
まあ、「私」つまり、プルーストは、私同様、生涯独身者で子供も孫もいないわけで、心情は理解できなくもない。
訳者の吉田一義による注釈によれば、プルーストは男娼館に出資していた。
おまけに警察のガサ入れに遭い、その時の連行?逮捕者?のリストにプルーストの名前が実際にあるのだそうで、おやまあ、などと思った。
私? 私にはさすがに警察に連行されたことも無いし、逮捕歴も無い。
昨晩は、テレビボードを検索していたら、あっという間に午後11時を回っていた。
なんだか、めんどくさくなり、テレビはとりあえず生きているので、暫く様子をみることにする。

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