夏の夜にハムスターのロールはカラカラ回る

2020年 8月 10日 「失われた時を求めて」8巻が”配送中”のまま2日間経過。

そろそろアマゾンに問い合わせしようかと考え始めた土曜日、夕刊を取りに玄関のドアを開けたら、置き配されていたのがでっかい段ボール箱。

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実はビール200cc(24缶)を定期購入している。 定期にするとちょっぴり安い。 そういえば、配送は毎月10日前後だった。

いつもだと、ビールの箱だけが送付されるが、でっかい段ボールにはビールと文庫本がしっかりと固定されて入れられていた。

庭のタカサゴユリIMG_4967.JPG

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この人がこういう役割をするのだ、と意外な登場人物展開に感心させられる。 プルースト独自の伏線の張り方である。

さて、第8巻は始まりから引っ張る。 語り手である私は情事の一端を目撃することになる。 

性愛そのものの描写は無いが、それに伴う事象の語りが実に流麗な文で描かれており、それが逆に官能さを際立たせる。

情事といっても、もちろん、ボーイ ミーツ ボーイであり、男性同士の恋愛。

ソドムとゴモラは聖書の中で描かれた背徳の架空の都市というのだけは知っていたが、

ソドムとは男性同士の恋愛を指し、ゴモラとは女性同士のそれを指すと初めて知った。

200年の時を経れば、かつて背徳であったことが普通のことになり、時の流れというより時代の変化の不思議を感じる。

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昨晩妹は16日まで夏休みにもかかわらず、泊まらずに帰っていった。

ペットを飼い始めた。 ハムスターである。

ネズミちゃんね、と言ったら、すごく怒られた。

夜中にふと目が覚めて隣室から聞こえるカラカラと回る音。そっとのぞくとハムスターが賢明にロールの中で走っている。

それを眺めると心がなごむのだそうな。 ハムスターは夜行性なので、夜になると元気に走るらしい。

このロールが無いと死んでしまうのだそうな。

「ここだけの話、〇ちゃん(彼女の孫、私にとっては甥っ子1号の子供)よりづっと可愛い」

室温を29度に設定してきたそうで、ハムちゃんが待っているからと、夕食を食べたら早々に帰っていった。

本日の収穫 ゴーヤ10号 茄子73号、トマト97号 茗荷ちょっぴりIMG_4959 (2).JPG

「今日は何日だい?」と母が聞く。 8月10日と答える。

始まった、また同じ話。

ある時、行軍(遠足みたいなもの?)の時間があった。 同級生の男の子の下駄の鼻緒が切れた。

校長先生が激怒する。 

「この非常時に気がゆるんでいる! なんで鼻緒を針金にしなかった!」と怒鳴ったそう。

(その時期、家庭内にあった金属という金属を日本政府は徴収していたのだから、針金なんて無かったじゃないの?)

それから、リンゴに海苔を巻いてきた医者の息子の話。

最後は竹やりで「突き~」で終わり。

うんうんと頷きながら聞き流す。


裏庭圃場は草がはびこり始めたが、この暑さで炎天下で作業できない。

「横浜防災」から携帯に高温注意報、熱中症注意報など、多いときには1日で4通くらいメールが送られてくる。

それでも、今日も無事に終えた。


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この記事へのコメント

keiko
2020年08月11日 21:06
今日のタイトル「夏の夜にハムスターのロールはカラカラ回る」は何かのもじりではなかったかと思うのですが思い出せない。
一日、時々考えていましたが無理、お手上げ。
こんなことは日常茶飯なのですが思い出せないと気になるので、もしそうであれば教えていただけますか。

私が持っている『失われた時を求めて』は鈴木道彦訳の集英社文庫(2006年3月第1刷)なので14年前に初めて読んでみようと思ったわけですね、きっと。
プルースト。こんな人がそばにいたらたまらないなと思ったのは覚えています。その観察力と分析力、作家は大なり小なりそうでなければ務まらないかと思いますが「超、大なり」、そしてそれをくどくど描写する。
でもさすがだなと感じるのは、14年前に読んだのに案外覚えていました、よみがえってきました。
さて、「プルースト独自の伏線の張り方」、ワタシ気づけるかなぁ?
obasan
2020年08月12日 20:01
Keikoさま、こんばんは。

無意識で或いは潜在的に?パクッているかもしれませんが、何かをもじったつもりはありません。

失われた時を求めては、吉川一義訳です。
注釈がすばらしくて比較的読みやすいような気がします。

Keiko
2020年08月12日 22:50
そうでしたか、それは失礼しました。
いえ、失礼ではないかもしれない。
それほど巧みだったということですから。