ほとんど目に留まらない花は、実は美しい。

2020年 5月 18日 ソラマメって人間の腎臓の形に似ている、などと思いながら莢から外し、内側の皮を剥ぐ。

本当に食べられる部分はちょっぴりで、外したさやは結構な量のゴミになる。

もっぱら塩ゆでにして食べるのだが、ソラマメの天ぷらは美味しかった。 

5月の楽しみと言って良い。

庭のジャーマンアイリス 最後の雄姿IMG_4439.JPG

多分、本日が最後になると思うので、記録として。

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先週末から母に薬がもうじきなくなるので、今月は血液検査があるし、月曜日雨が降らなかったら、クリニックへ行きましょうね、と声をかけていた。

3月、4月とコロナを理由に私がクリニックに行って薬を出してもらった。 

5月には連れてきなさい、と医師から言われたのだ。

今日は曇天で雨が降らなかった。 母を何度か誘ってみたが、「行きたくないね」とにべもない。

こんな時は、実際、大げさなと言われようが、本当に絶望するのだ。

もう何年も、毎月毎月、同じ会話をくりかえしてきたのだ。

いったい、いつまでこの先この会話を続けなけらばならないのだろう、と思うと、コロナよりも絶望するのだ。

私の60代は、否、母が生きている限り、この会話が永遠に繰り返されるのだ、という苦い思いに囚われて自室に戻って、新聞に目を通していたら、睡魔に襲われて午前中から布団をかぶって横になった。

眠るという行為が恐らく現実逃避になったのか、お昼前には目が覚めて、淡々と今日を過ごした。

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今日は昨日に比べたらずっと涼しいが、木彫りに夢中になったら、やはり汗ばんでいた。

「失われた時を求めて」第5巻の現在は、再び、過剰ともいえる比喩と過剰ともいえる装飾表現の真っただ中で、往生する。

でも、ここで読むのを止めることは、すべてが台無しになるような気がする。

ユキノシタIMG_4434.JPG

柚子の木の下はユキノシタで覆われている。 繁殖力が旺盛であっという間に庭を覆うが、ほとんど目に留まらない花は、

実は美しい。

柚子の花IMG_4435.JPG

見上げれば、柚子の花。

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