絵のような写真  永遠のソール ライター @Bunkamura ザ ミュージアム

2019年 1月 17日 

今年最初の展覧会巡りを 永遠のソール ライター展でスタートさせて本当に良かった。

ついこの間と思っていた、前回の展覧会は2017年で、もう、3年過ぎたのだと思うと、本当に時が経つのは早い。

IMG_3432.JPG

モノクロで始まる最初のフロアーからもう、素晴らしい。

ボギャブラリーが乏しいので、うまく言えないが、超絶技巧を駆使して、まるで写真のように描く絵があるが、ソール ライターの絵は

その逆で、絵を描くかのように写真を撮影する。

カラースライドのフロアーは会場の都合もあるのだろうが、せいぜい二人しか座れない長椅子が一脚置かれているのみだが、最初から最後まで、あえて立ったままでも全部見た方が良い。

ソールライターの居室の様子や置かれた物、皆、質素な物ばかりだが、徹底した美意識を感じる。

セルフポートレートも、窓や鏡に映し込んで撮影されていて、面白かった。

IMG_3434 (2).JPG

前回同様、絵が展示されている。 ここだけ撮影可能。

IMG_3436 (2).JPG

画家を目指して、生活のために商業写真家となったと解説に書かれてあった。

フロアの最後に、墨で描かれた抽象画のような絵が展示されてあったが、それも皆素敵だった。

ソールライターは画家の眼を持っていたのだ、と私は思う。

ニューヨークの街角で、高架下などを眺めても、私にはそれを美しい、とは思えないし、写真にとっても面白くもない。

渋谷の地下IMG_3431 (2).JPG試しに渋谷の迷路の地下を撮ってみたが、ご覧の通り。

ライターが残した言葉。

「ミステリアスな物は身近にある。なにも地球の裏側へ行く必要は無い」

「世の中は他人の期待で満ちている。それを気にしなければ、面倒なことも楽しめる」

私は今回の写真集を購入した。 ちょっと重かったが、この展覧会をみた高揚感で、雪予報のどんよりとした空の下、持って帰るのも苦にはならなかった。

昨晩、母を説得して、風呂に入れて洗髪したことも影響しているのかもしれない。 とりあえずの「憂い」が払しょくされた解放感で展覧会を全身で楽しめた。

追伸:

額装も素晴らしいと、お茶を飲みながら話した。 額装はニューヨークの財団側でしたのか、或いは、展示側の日本で行われたものか、はて、どちらなんだろう?

IMG_3437 (2).JPG



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この記事へのコメント

M子
2020年01月19日 00:56
ソール・バスのタイトルはよく目にしてましたが
ライターさんは存じあげませんでした。
機会見つけて行ってみます。
実のところ、写真のモンドリアン風ケーキセット?の方に
こころ惹かれており。。一階の喫茶店でしょうか。