Worn out 疲れ果てて ゴッホ展 @上野の森美術館

2019年 12月 30日 母を入浴させて、洗髪して、足の爪を切って、夕餉の膳についた途端、深く安堵して、何となく忌々しく、腹立たしい気持ちもすっかり消えた。

IMG_3368 (2).JPG

IMG_3368 (3).JPGそういえば、ソールライター展は1月8日からだ。 来年の最初の楽しみ。

私の読みは甘かった、というより、間違った日の間違った時間に上の森美術館に来てしまったということだ。

チケットがあっても無くても、40分待ちだった。 ご覧の通り。 変な話だが、この壁を眺めた方がましだったかもしれない。

1800円も支払って、展示されている印象派の画家達の絵は一切無視した。

ゴッホの作品だけを眺めた。 

以前、別の展覧会で、あの履きつぶされた「靴」を偶然見たときと同じ印象を持った絵があった。

「Worn Out」と画面にゴッホ自身がつづった人物像だ。 邦題が「疲れ果てて」。

そんな気分になっちまったが、「麦畑」を見て、しんとした気分になった。

短い生涯の最後の2年間のゴッホの画業は・・・

言葉で言い表せないくらい素晴らしい。

ブレブレの10月桜IMG_3369 (2).JPG長い列をじっと待っている間、桜を眺めた。幹に10月桜と表示がされてあった。 ブレブレだが、満開であることはわかると思う。

なんで、今日来たのだろう、などと帰りの車窓をぼんやりと眺めていたら・・・

「豪華なカプセルホテル」なる看板が目に飛び込んできて、馬鹿馬鹿しいと思った。

カプセルホテルがどうしたら豪華になるのか、さっぱりわからん。

と、同様に、「ほうれい線が気になるあなたに」という美容整形の広告も、

顔のしわを憂慮できるなんて奴ら(やつで良い)なんて、本当に幸せなアホである、などと思った。

IMG_3370.JPG

4時半前に帰宅したら、母はポストの前で佇んでいた。

お母さん、夕刊は4日まで来ないのよ、と声をかけたら、「あんたに郵便物だよ」と言われたが、つづけて・・・

「伸し餅もお節も届かないんだよ」と言う母の顔を心底じっと眺めてしまった。

伸し餅はとっくに届いて、母の目の前で切って、母自身が箱に入れて冷蔵庫にしまった。

お節は本日の午前10時過ぎに配達されて、母と、どれどれ、などと言いながら眺めた挙句、冷蔵庫に入れた。

みんな忘却の彼方である。

シミにしわ、ダイエット、なんでも良いが、そういうことに気が回るというのは、呑気な極楽とんぼだと思う。

いづれ、私自身も忘却の彼方なんだろうが、

ゴッホの絵は永遠である。


写真日記ランキング



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント