決壊を切る言葉

2019年 10月 13日 決壊とは、ダムや堤防などが切り崩れること、とある。 各地の河川が決壊し、氾濫が起きた。 

台風一過の真っ青な空とは対照的に人の住む大地は水に浸る。 被災された方がたにはお見舞い申し上げます。

自然の容赦のなさは、見事なまでに完璧だとつくづく思わされる。

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今日は母が入浴してくれた。

洋服を脱いで下着姿になって、まず1回目のトイレ。

上の下着を脱いで、まだなんだか残っている、と言いながら、2回目のトイレ。

素っ裸になって浴室のドアを開けて、また出そうな気がすると3回目のトイレ。

「この手すりのお金はいくらだったんだい?」3500円 領収書を見せたけど、もう1回見る?

母が浴室から私を呼ぶ。

手すりを持っても、体重超過と筋力の衰えで浴槽から立ち上がれない。

なんどか母を立たせて、椅子に座らせて洗髪終了。

お母さん、そろそろ、入浴サービス使ってみたら・・・

「考えとくよ」

母の髪にドライアー当てて終了。 炒め物をお膳に並べて、さあ、夕食。

「あんたが娘で良かったよ。 息子の嫁さんじゃあ、こうはいかない」

母の言ったこの一言は、私の心の感情の決壊を切った。

夕食の膳で、私は顔を手で覆って、肩を震わせて泣いた。

秋バテかもしれないが、一昨日、昨日と自室のお布団は敷きっぱなしで横になれる時は寝ていた。

使うことが出来る介護サービスをことごとく拒否する母をつくづく不愉快になった。

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こういう青空を眺めては思う。 自然と違って、人間の感情は、こんなふうに、手のひらを返したようには変わることができない。

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