目的地と終着駅 柚木沙弥郎 鳥獣戯画展 @ 葉山近代美術館

2019年 8月 7日 水曜日 晴れ 目的地のある駅が終着駅というのは気持ちが楽だと私は言った。 ぼんやりしていても安心だから。

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続けて、人生も終着駅がわかっていれば楽だろうに、と言ってから、否、人生の終着駅は誰でも「死」であるわけで、その暫く前の状態が安穏かどうかわかれば、楽だろうに、と私は同行者に話した。

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今日は、葉山近代美術館へ柚木沙弥郎の鳥獣戯画を見に出かけた。

カエルは平面から踊りだして美術館の中をぴょんぴょん跳ねそうな勢いだ。 カエル、ウサギ、サル、すべての生き物の線が躍動していて、これを97歳の人間が描いているとは思えないくらいだ。

ひまわりの連作も素晴らしい。

「老いたるひまわり」、「若いひまわり」、「去り行くひまわり」どれも、思わず立ち止まるくらい素晴らしい。ボギャブラリが乏しいので、これ以上の表現が出来ないくらい良い。

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お昼に美術館カフェでカレーを食べた。アホな写真。

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母のことは一切話さなかった。その代わり、久米島の話をした。 久米島での出来事はそれが起きた当日に誰かに聞いてほしく、メールで知らせた。 この方だけには、ご本人様は迷惑かもしれないが、私は安心して、気兼ねなく、いろんなことを話せるのだから仕方がない。

私はシュノーケルをする度に、いつも初心者です、ということにしている。 実際、何度シュノーケルをしたか覚えていないくらいなのに。

その時も、ガイドに浮袋のロープにつかまってもいいですか、と尋ねたら・・・

「おばさん、あのな、俺もさ、死体を引きづっているみたいだと思いたくないわけよ、だからさ、しっかりと泳いでくれよな」ってガイドは言ったのだ。

私はにっこり微笑んで、ハイと答えた(プールだったら、一気にプールの底に着地せずに1.5キロは泳げるんですけどね)。

事件が起きてから、ガイドに対して思ったことは「注意すべきは私じゃなくてお爺さんだったのに」と、そんな話をした。

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最寄り自宅駅前に到着して、母が自宅で死んでいたらどうしよう、などと思ったが、玄関の鍵を開けた途端、

「お帰り」と姿を現した母をみて、妙にやさしい気持ちになった。

「お風呂入るけど、入る?」

入浴、洗髪を済ませた次第。

今日は出かけて本当に良かった。 素晴らしい作品を見て、馬鹿みたいな話を聞いてもらえて・・・

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