満月の月明かりに惑わされ・・・

2012年 1月 10日 火曜日 晴れときどき曇り 昨日、月曜日は満月だった。

今朝午前3時10分にふっと目が覚めた。嘘みたいだが、わずか1センチに満たないブラインドとブラインドの間から、月光が差し込み、私の顔を照らし布団の上から壁にかけて一直線に光の線が現れていた。

私は眠る前に暖房を切ってしまうので、室内はとても寒かったが、起き上がり、ブラインドを上げて夜空の月を眺めた。月はとても綺麗に輝いていた。なぜだか、父はもう死んだのだ、骨は自宅にまだあるものの、その存在は消えたのだとあらためて思った。 結局朝まで眠ることが出来なかった。

今日は農大グリーンアカデミーの一般教養の授業日である。必須科目でないので、まあどちらでも良いと思ったが、どうせあと正味1ケ月しかないのだと思い出かけた。帰りに、運よく某駅で快速電車の待ち合わせがあり、乗り換えた。私は覚醒時には比較的緊張度が高いのでめったに電車のなかでうたた寝などすることがないのに、ふっと目が覚めたら、もう終点の藤沢だった。

やっぱりどうかしている・・・

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初場所が始まったが、どこで読んだか忘れたが、黒星がつづく、つまり負け込む力士の背中は小さく見えるそうで、逆に白星がつづく、つまり勝ち続ける力士の背中はたとえ小兵でも大きく見えるのだそうだ。

今日の私の背中は老いと疲労と哀愁が漂っているような気がした。

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今朝は起床して洗濯をしながら朝食を摂る。 母は銀行へ行くというので、鍵を忘れずに持っていくように告げた。私も11時には家を出なければならないから。

洗濯物を干して、1Fを丁寧に掃除機をかけ始めて、寝室の掃除を終えた後、ふっと振り返ってまじまじ畳を見てあっと、小さく声をあげた。父のベッドが置いてあった場所だけ畳が青いのだ。

1Fは11月から2月末までほとんど陽射しがない。父が2Fの自室に行けなくなって半年足らず、たいした日が差さない部屋でも、こんなに畳がやけるのだ、と想うと同時に、その畳の青さに父がすぐそこに居たのだという思いに胸がしめつけられた。

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今日の花生けは、初心者は傾心形というスタイルで生けることになったが、私は、先生が回っていらしたときに理由は言わず、今日は自由に生けたいのですが、と問うと、ちょっと意外な顔をされたが、どうぞと言ってくださり、好きなように生けた。花材は雪柳、トルコキキョウ(ピンク)、そしてスイトピーであった。

最後に見ていただいた時には雪柳の枝を1本切られたのみだった。

明日から農大グリーンアカデミーの必須授業が始まる、と同時に専科の受付日となる。 私は造園を第1志望で提出する。その時が来るかどうかわからないが、将来、独りになって減築して、庭を作る時に多少なりとも役に立つし、農大でしか教わることが出来ないと判断したから。

千歳船橋→藤沢とまた新宿方面へ逆戻りして、帰宅して、花入れに投げ入れした。 父の仮祭壇に手を合わせ、熱い風呂に入ったら疲れがどっと出た。

父は年を越すだろうと想っていた・・・去年の最後の授業の12月16日の後、帰宅後、父にずっと家に居るかねと声をかけたのを思い出した。(17日には出かけくせに。)それからたったの10日間であの世に行ってしまった・・・

父は丹精な顔をしていて、親戚筋によれば、東映だか東宝のニューフェースの試験を受けてみたらと言う話もあったらしいが、残念なことにタッパ(身長)がなかった。(それに興味も無かったとのだと想う。)物心ついたころから
いろんな人にお父さんに似て良かったねぇ、と言われる度にうれしかった。

まだ自力で2Fに居る頃、父はすっと私の部屋に入ってきて3万円だったり、1万円だったり、私の手の中に握らせて、婆さん(母には内緒だ)と言ったものだった。

やっぱり、哀しくて悲しくて当分立ち直れそうにもない・・・

追伸: 母は今日裏庭圃場の大根をすべて抜き、2本をご近所さんに貰っていただき、後は保存のために土の中に寝せるように埋めたそうだ。今年も大根の出来は良かった。

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この記事へのコメント

yu
2012年01月11日 21:10
こちらのブログを読んで、長期旅行でなくとも楽しめるのだとわかり、フィンランドとタリンにいってきました。ありがとうございました。

私は祖母をなくしてかなしかった時に、映画ノルウェーの森 をみました。冬の淋しさ、自然、どうしようもできないこと、だけど、時間に委ねていたら物事は少しずつ明るい方向にいくことをまなび、少しずつ悲しみを受容できるようになりました。映画がお好きかわかりませんが、こんなときはぼっーとできておすすめかもしれません。
yu
2012年01月11日 22:10
でしゃばったことを書いたかもしれません。すみません。