酔っ払いの泣き言 お前が死ぬまでお父さんは生きてやる!

2011年 2月 14日 1回目の更新をすませたら、冷たい雨が降り始めていた。

昨日、1件、履歴書を送付した。どうせ駄目だと思うけど、とりあえず送ってしまった。

どこで読んだのだか忘れたが、人は死期が迫まると、死を受容する前にそれを否認すると読んだ覚えがある。父は今それではないかと想う。

母にお昼はとろろそばを食べたと言ったのに、夕飯のために山芋をすってすりこぎでさらに、とろみをつけている。母曰く、昨日から、今日の夕飯はとろろと金目鯛の煮つけ、うどの味噌ずけにすると決めていたそうな。

今日は私と父が病院のため留守なので、ご近所仲好さんと我が家で新年会バージョン2を催した。夕食時に母がおずおずと、飲んでもらえなかったワインがあるので、飲んでくれないかと聞く。

私は、いったいいくらのワインなの?と問うと、

母は600円だという。(それって、料理用ワイン?)

それを聞いた父は、真面目な顔をして、友達を呼ぶのだから、せめて1500円以上のワインを買えと母に言った。

母はまったくお構いになしに本日の新年会の話を続ける。 母が入っている老人会の会長さんは某大手私鉄の重役を勤められた方で、天下って?70歳過ぎまで働いた(働けた?)方である。退職の当日まで運転手つきの車が朝晩の送迎に来られたそうで、奥様は町内会では嫌われ者。威張りんぼなのだ。亭主がえらいから、自分まで偉くなっちゃった人である。息子を東大に入れて、たぶん、建築には疎い人でも知っているような超有名建築家事務所で働いている。息子の東大受験に力を注ぎすぎて、母の友人のところへ電気炊飯器をもってきて、今、○夫ちゃん(息子の名前)が勉強で暖房使っていて、ご飯炊けないから、代わりに炊いてくれと持ってきたという、信じられないような常識のないお婆さんである。

でだ、この老人会の会長さん、もちろんカラオケ友の会の会長も兼任していて、今日来た、母の友人によれば、大層けちんぼで、カラオケで会員にごちそうしたこともないし、カラオケの帰りによるファミレスでは一番安い飲み物180円しか頼まないそうで、母の友人に、いばりんぼ奥さんから毎月もらっている小遣いが2000円だと自分で言ったそうな。

母は、この話を聞いて、父が帰ってきたら、その話をしてやってくれと頼んだそうだが、私と父が帰る前にすでに帰らえられた後であった。

父は今年からこづかいを減らされて、3万円もらっている。父は、それを聞いて、中学生じゃあるまいし、こづかい2000円はひどい話だと憤る。

母は続けて、安物だけど、チーズ食べる?と持ってきた。 普段だったら、食べないような安物のチーズだ。(傲慢だけどチーズのおいしさと値段は正比例すると私は思う。)

600円のワインボトルをすべて飲みつくし、安物のチーズを食べて、すっかり酔っぱらった私は、なんだか、哀しいような、悲しいような、切ないような、おかしいような気持になって、嗚咽しながら、泣いた。なんだか泣けてきたのだ。

2003年 タイ
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それを見た、父は、「心配するな。お前が(私)が死ぬまで、俺は生きる」

お父さん、ありがとう! でも、お父さんの年金で生活しているわけじゃないから大丈夫だよ。

熱いお風呂に入って寝ようと想う。疲れた・・・
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