麦の生涯 ゴッホの手紙より

2019年 11月 19日 昨晩は南側に吹き付ける雨の音を聞きながら、ゴッホの手紙を読み続けた。 

「僕は人の人生は麦の生涯のような気がしてならない。もし芽を出すために地に蒔かれなかったら、どうなるんだろう、粉にされてパンになってしまう。 幸運と不運である、双方とも必要だし、(省略) 人生も無論だ」

ゴッホの手紙の第1刷は昭和45年である。 私は13歳だった。 訳者は若い人に是非読んで欲しいと、あとがきで述べている。

私がこの本を読んだのは実に62歳になってからである。 なんだか損した気分だ。

ゴッホがものすごく好きだ、と実感したのが、ここ15年くらいのものだが、なんだか、一体全体私は若いころは何を考えていたのだろう、などと思う。

そうだそうだ、洋服のことしか考えていなかった馬鹿です。

庭のゼラニウムIMG_3208.JPG

今日はもわっと暖かいのに、今年初めてのけんちん汁を作った。 けんちん汁はつくづく手間だな、などと思う。

泥付きサトイモを洗って皮をむき塩でこすり、一度ゆがく。

大根ニンジンはいちょう切り。

ゴボウはササガキにして水にさらす。

コンニャクはさっと熱湯を通して、スプーンで小さくちぎる。

以上をほんの少量の油で炒めてから、だし汁を加え、お醤油、味噌で味付けして終わり。 

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お夕飯を済ませて、まだ食卓にお茶碗やらお皿が置いたままの状態で、母は・・・

「ご飯炊かなくちゃね」

お母さん、ご飯はね、炊いてまだ1時間も経っていないのよ。

ご飯は2合って言ってるじゃない、でも、いつも3合だから、明日の朝食べても、余るのよ。

○子(妹)がお正月に来るけどね、あんまり、「ご飯炊く」って言わない方がいいよ。

妹は我が家に来るたびに、母の「ご飯炊かなきゃね」に過度に反応してイライラし始める。 

すっごく理解できるけど・・・

通りすがりにIMG_3210.JPG

今日は、キッチンの窓と明り取りのための窓の掃除をして、裏庭圃場の草むしりをして午前中を終えた。

明日はぐっと気温が下がるので、けんちん汁は明日にしたほう良かったのかもしれないが、明日は3週間ぶりの木彫りである。

夕食は手を抜いて、スーパーで買ってきた安いお肉でシャブシャブ。 

ほうれん草、きのこ、ネギ、豆腐を切るだけで終わり。


長い時間、椅子に座って本を読んでいると、まだ腰に違和感を感じる。

それでも、60歳過ぎてから「ゴッホの手紙」に出会えてよかったと思う。


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殺すほど時間は余ってない。

2019年 11月 18日 朝、スマホを見たら・・・

「1年を振り返って、ムービーがご覧になれます」ってさ、スマホで写真を滅多に撮らないのだが、アルバムをスライドショーにして見せてくれた。

とってもお利巧なんだろうけど、今年はまだ、1か月と少し残ってるだろうが。

勝手に1年を振り返えらんでいい! などと思ってしまった。

山茶花IMG_3194 (2).JPG

それにしても、「殺したいほど時間はある」という名前の70代のゲーマーのチームがあるそうで、人気が高いらしい。

殺したいほど時間はあるか・・・

起床時、雨は止んでいたが、雲っていた。それが、午前8時半ごろから、好天し始めて、まあ、遅いけど、洗濯したわけさ。

掃除してね、整骨院へ行って、ちょっと買い物して帰宅したら、12時15分。

母と昼食を済ませて、お夕飯に豚バラ大根を炊き、トマトとアボカドのサラダを作り、洗濯物を取り込んだら、午後2時を回っていた。

お昼の水菓子IMG_3203 (2).JPG 柿の色とキウイの色が綺麗だなと思った。

クッションをひざ下にあてて眠ったら、今日は大分ぎっくり腰の調子が良い。

年をとって、というより、早くに仕事を失くしてリタイアしたせいか、段取りが悪いのかしらね?

たいしたこともせずに時間が過ぎる。

そうだ! 忘れてたぁ! 今日は普段はまったく使用しない応接室を掃除したんだ。 だから、掃除に時間がかかったのだ。

以前みたいに、応接セットを移動させて、絨毯をめくって、みたいな掃除はできないが、一応、丁寧に今年の掃除を終えたのだった。

庭のつわぶきIMG_3196.JPG

昨日は母を入浴させて(洗髪はせず)安心しきって、足の爪切りを失念した。

まぁ、いいっかぁ。

それでも、70代になったら、殺すほど時間があるんだろうかねぇ?

追伸:パソコンがトラブル続きなので、早い時間に更新した。なんかねえ、Wi-Fiにしてから、変なのよ。


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サタデーナイト ちょっぴり フィーバー

2019年 11月 17日 うむ、パソコンを起動するのに30分かかった。 次々と怪異現象が起きる。 リモートサービスに電話をかけたばっかりで、また不調。

***

10月に台風が続けてきたせいなのか、はたまた暖かいせいなのか、あまり紅葉がぱっとしない。

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***

頭の隅っこに、いかなる時でも自分自身への戒めとして留めていること。 

久米島でお一人参加のお爺さんがシュノーケリングで意識不明になったことーーー明日は我が身。たとえ意識不明にならずとも。

何の前触れもなく、夜中に激痛で目が覚めて、ぎっくり腰に悩まされる。 今回は3度目で、大分良くなったが、まだ違和感が残る。

自分自身が信用できないので、最近は緊急連絡先を必ずバッグに入れておく。 なにせ独り行動ばっかりだから。

昨日の晩のクレイジーケンバンドのコンサートも、階段の上り下りなど、普段より十分に気を付けた。

コンサートは、最初こそ、大人しくしていたが、吠えて、叫んで、歌って、最後は座ったままで阿波踊り状態。

こんな一幕も:

「俺はいかにも、やってそうでしょ。 でも、俺はクリーンだ。」

「刑務所のトイレのある部屋で臭い飯を食うなんて、俺はこれでも神経質だから絶対に出来ない!!!」

って、はて、何の話って、思ってました。 

帰りの電車の中で、ぼんやりと車内のスクリーンを眺めていたら、天気予報の後で、ニュースが流れた。

はい、例の女優さんの事件です。 ああ、このことだったんだ、漸く理解した次第。

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帰宅したら、母は私が用意した夕食をほとんど食べていない。

「独りだと、お腹がすかないんだよ、それより、お茶でも飲もうよ」

ということで、母とお茶を飲んで話し込んだ。

なんかね、自分の影でさへ、ガタイがいいんだよ。 影さへもたくましく見えるんだよねぇ・・・

トホホだよ。

「あんた、随分趣味悪い服だね、きんぴかでさ」

昔昔の服。 

昔はほっそりとしていたから、ストンと落ちて似合っていたんだけど、今はストンと落ちない。

でも、捨てたくはなかったからさ。

「夜だから、ピカピカ光っていいんじゃないの」

(肩から脇にかけて金色の小さな正方形が細かくびっしりと取り付けられている)

なんだか噛み合わない会話だった。

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庭の花壇にひょっこりと、ちっこいタカサゴユリの花が1輪咲いた。

いつものように掃除して、お布団干して、プールでゆっくりと泳いだ。 なぜか泳いでいる間は腰痛はまったく感じない。

裏庭圃場で、春菊を収穫して、柿と豆腐とすりごまで白和えを作った。 今だけの夕食の1品。

***

午後はゴッホの手紙の終盤を読む。

すでに耳切り事件の後でゴーギャンが去った後、テオに宛てた手紙。

すごく清としていて、狂人が書いた手紙ではない。 

「不幸は一つではやって来ない」という一文に目が留まってしまった。

***

しばらくの間、整骨院に通うことにした。


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敬意を払う

2019年 11月 16日 福江島の堂崎天主堂の少し前、観光バスなどの駐車場付近にこじゃれたカフェがある。

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もちろん、観光バスツアーだったので、時間は限られていて、おまけにトイレ休憩も含まれる。 入口はこんな感じで、時間があれば、ちょっと休憩をとって、教会を見学した後は海を眺めながら、お茶を飲みたい、などと思った。

が・・・

このカフェだったか、隣だったかよくわからなかったが、建物の壁面に天使の羽が4枚、つまり2組描かれていた。

1つは、そこに大人が立つと、ちょうど、背中から羽が生えているように見える。

もうひとつは、当然ながら、そこに子供が立つと、やはり、似非天使の出来上がり。

観光客の夫婦がお互いをスマホで撮影して、恐らく、インスタグラムに投稿するのだろう、などと思った。

別に文句もなければ、問題もないが、個人的に好きじゃない。

***

五島列島は140もの島々で形成されていて、中には、島の住民1名というところもある。

初日に訪れた久賀島(ひさかじま)は、かつては人口が6000人も居たが、今は300名の限界集落だそうな。

たくさんの観光客が訪れて、島にわんさかお金が落ちるというのが、理想だとはわかっているが、

観光地の宿命かもしれぬが、人気が出ると、俗悪化する。

ろくでもない土産屋とろくでもないクレープ屋だの、タピオカ屋だの。


私は個人的には久賀島(ひさかじま)がとてもよかった。 

五島はまだ俗悪化されていないので、行くなら、早い方が良い。


タクシーを降りるときに、運転手さんから、

「こんななんにもない所へ、独りで来て、お客さん、あんたそれで満足したかい? またもう一度来る気あるかい?」

と聞かれて、楽しかったです、と答えた。

なんで、もう一度来たいです、と答えなかったのだろう、などと思う。

庭の菊IMG_3195.JPG

そんなことを想いながら、つまり・・・

何事も敬意を払うってことが、大切なのだ。

今日は自宅を3時半に出で、5時からのクレイジーケンバンドのコンサートに行く。

母のシーツ、バスタオル、タオル、たくさん干して綺麗に乾いた。


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ミストラルと木枯らし

2019年 11月 15日 ミストラルとは、南フランスに吹く北西風のことだが、日本語の響きからは想像できないが、非常に強い風である。 

ゴッホはこの風に悩まされたが、強風の中でも、イーゼルを岩の間に差し込んで、絵を描いた。

ファーブル昆虫記を読んでいた時にも度々、ミストラルのことが書かれてあった。

今日は映画永遠の門 ゴッホの見た未来を見に行った。

台詞が英語って、どうなんですか、と思っていたが、見ている間に慣れた。

結末がね、書いちゃうけど、今はこちらが、主流ってことでしょうか?

自殺ではなくて、事故死というかアホ馬鹿ガキどもによる過失致死。

以前から、自殺するのに、なぜ、腹を撃ったのかという疑問があった。

確かに、腹を撃って死ねないということはないだろうが、普通は、頭もしくは銃口を口に入れてるのが一般的だ。

ゴッホが退院してから過ごした村には、まあ、不良少年が居て、多分・・・

「ほれ、あのゴッホっていうオヤジ、自分で耳切ったんだぜ、頭、超おかしい」ってなもんでしょうか?

度々、ゴッホをからかった(事実)。 その時も銃を持ち出してはゴッホにちょっかいを出した、らしい。

ゴッホは手当をする医師に、「自分は銃を持っていない。何が起こったかわからない。誰も責められない」という言葉を残した。

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よく現代のことを「生きにくい時代」と言うが、どの時代でも、変わらず、生きにくいのかもしれぬ。

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洗濯機に浮かぶたくさんの茶色の破片がなんであるのか、さっぱりわからなかった。

洗濯物を干して初めて理解した。 お茶の葉を入れた袋が母のズボンのポケットに入っていた。

母は、お茶柄を捨てる時に便利だからという理由で、お茶を小さな専用の袋に詰め込む。 これも母が固執することだ。

急須のフタをとると、このお茶袋が多いときで3つ出てきたことがある。

お茶を飲むことは水分補給になるので、よいことだが、母はそのたびに古い茶袋を捨てることを忘れて、新しいものを入れるのだと思う。

それにしても、なぜ、ズボンのポケットに、などと思うが、白いものが茶色になったわけではないので、何も聞かなかった。

***

ぐっすり眠って、朝起きたら、あら、私元気になっちゃった、というわけには、もういかない、などと思った。

ぎっくり腰の後遺症?は少しは改善されたが、相変わらず、右わきの骨盤?あたりに痛みが走る。

洗濯➡金曜日の大掃除➡整骨院➡買い出し➡母とお昼➡洗濯物とお布団を取り込む➡1時15分出発、2か月に1度のクリニック➡

映画館➡で自宅に戻ってきたのが、午後6時半過ぎ。 お夕飯はデパ地下で買ったお弁当と相成った。

***

クリニックの医師に母のコレステロール値を下げる薬のことを聞いたら、

一刀両断?だった。 「私だったら、そんな薬出しません」

***

ゴッホにはテオが居たが、私には誰もいないな・・・

独りになったら、オランダのゴッホ美術館に行って見ようか、などと思うが・・・

やはりというか、当然と言うか、予約制って、びっくり。

昨日は木枯らしは吹かなかった。 でも、母を入浴させて洗髪できたので御の字だ。


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本当に言いたいことは、なかなか言えない。

2019年 11月 14日 今日はもわっと暖かいが、夕方から?木枯らしが吹くそうで、気温が下がる。 今日はブログを早い時間に更新して母を入浴させて洗髪する。

通りすがりに紅葉IMG_3190.JPG

「何かされましたか?」と聞かれて、思い当たることは換気扇掃除ぐらいだが、別にその時は身体のどこかの筋肉が吊った、或いはひどい痛みが生じたこともないと、整骨院で話をした。

それでも、多分、原因はそれ(換気扇掃除)でしょう。 普段使わないような筋肉に負担がかかって、以前のぎっくり腰の痛みを誘引したのだと思います、と言われて、

自分の意思と身体の稼働許容範囲に差が生じてきているのだとしみじみ思う。

つまり、まどろっこしい言い方をしたが、気だけは若いが、実際は62歳だということだ。

掃除はスキップ。 洗濯して整骨院へ出かけてお昼の仕度して、お夕飯の下準備を終えたところだ。

返りクレマチスIMG_3189.JPG

ようやく寝返りを打てるようになったが、右腰をかばうためか、右の脇腹、右足ふとももから膝にかけて、強い痛みが未だ伴う。

なにも、こんなに律儀にブログを更新することもなかろうに、と自分で思うこともあるが、不思議と書き終えると、安堵する。

安堵するが・・・

本当に言いたいことは、なかなか言えない。

本当に大事な、聞いて欲しいことは、なかなか言えないものだと、思う。

通りすがりにIMG_3188.JPG

空が電線で分割されていて、うるさいなあ・・・


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不具合

2019年 11月 13日 午前10時を回ってから、木彫り教室にキャンセルの電話を入れた。

昨晩たしかに腰の辺りに違和感があって早めに床に入ったが、夜中に激痛で目が覚めた。 どうやっても寝返りが打てない。

例の昔のぎっくり腰の後遺症らしい。

昨日の通りすがりにIMG_3179 (2).JPG

なんとか時間をかけて起き上がって、なにせご飯はあるのだから、もう適当に食事をとってくれと母につたえた。

やはり炊飯器のスイッチが入っていた。 新しいご飯が炊ける。

無理をすれば、中目黒まで行けそうな気もしたが、くじけた。

母は金曜日に美容院に行って以来、1度入浴はしたが、洗髪をしていないので、そろそろ1週間だとは思ったが、無理である。

無理であると言うより、どうでも良いとも思った。

「嘘でいいんだから、一度、お母さまの前で倒れてみたら、ばたんって」

先日、母のクリニックの処方箋薬局で、薬剤師にそう言われた。

「なにかお困りは?」って聞かれて、母が医師の受診を拒否すること、と答えたら、そう言われたのだ。

私が死んでも、母はやはり変わらないと思う。 

私の代わりに他の誰かの手をわずらわせる。

昨日の庭IMG_3182.JPG

英語でしゃべるゴッホの映画を見るのは、どうだろう、とも思う。

「ゴッホの手紙」を読み終えるまえに上映が終わると困るし、体調をみてから考えよう。

土曜日はクレイジーケンバンドのコンサートに行くのだ。

とりあえず、体調を整えようと思う。

丈夫だけが取り柄だと思っていたが、時々、こんなふうに不具合が生じるのは、やはり年のせいだろうか・・・

パソコンは相変わらず調子が悪い。 買って4年になる。 

これもどこかに不具合があるのだろうか?

同じ姿勢をとっているのが辛いので、これで終わり。


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